理学療法士(PT)の転職活動にかかる日数

理学療法士の半数以上(51.5%)が転職活動を開始して30日以内で内定を獲得しています。また理学療法士の約79%が60日以内に内定を獲得しており、理学療法士の転職市場におけるニーズの高さが伺えます。90日以上かかるケースは全体の14.5%で、その中には希望条件にこだわって慎重に転職先を選ぶ理学療法士も含まれています。
理学療法士の転職活動は比較的スムーズに進みやすく、早期転職を希望する場合は1ヶ月程度での転職も十分可能であることがわかります。
※このデータの日数は、医療キャリアナビを利用して転職した理学療法士のサービス登録日と内定日をもとに算出しています。
理学療法士(PT)の主な転職先

理学療法士の転職先として最も募集が多いのが訪問リハビリで、全体の約30%を占めています。近年の在宅医療需要の高まりを受け、理学療法士の訪問リハビリ求人は増加傾向にあります。続いて、クリニックが約17%、病院が約14%と医療機関が上位を占めています。
また、デイケア・デイサービス、介護老人保健施設など介護分野も人気が高まりつつあります。理学療法士は、個々のキャリアプランや希望する働き方に応じて、転職先の選択肢が豊富にあることが特徴です。
理学療法士(PT)の年収

理学療法士の年収は350〜450万の範囲が最も多く、全体の約60%を占めています。次いで350万円未満が約24%、450〜550万円が約14%と続きます。中には550万円以上の高年収求人も一定数存在しています。
理学療法士の給与は、働く施設の規模や形態、経験年数、地域性などによって大きく異なります。年収UPの転職を考える際は、これらのことを考慮した上で、この年収データを参考にしていただければと思います。
厚生労働省が公表している令和5年賃金構造基本統計調査によれば、理学療法士の平均給与は約30.1万円、平均年収は約432万円となっています。
※この年収データは、実際の理学療法士の求人情報から算出しており、月給12ヶ月分に賞与(年間2.5ヶ月分)を含めた年収モデルです。