カウプ指数|計算式・月齢別基準値・判定区分の一覧

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カウプ指数|計算式・月齢別基準値・判定区分の一覧

カウプ指数とは カウプ指数(Kaup index)は、生後3か月〜5歳の乳幼児を対象とした体格指数です。 身長と体重という健診で必ず測定する2つの値だけで算出できるため、乳幼児健診や保育現場、小児科病棟でのスクリーニングに適しています。 成人のBMIと同じ計算法ですが、乳幼児は月齢によって体形が大きく変わるため、判定基準が年齢別に設定されている点が特徴です。また、カウプ指数には男女差がなく、同じ基準値で判定します。 カウプ指数の計算式 カウプ指数 = 体重(g) ÷ 身長(cm)² × 10 例:体重8,000g・身長70cmの場合 → 8000 ÷ (70×…

ローレル指数|計算式・月齢別基準値・判定区分の一覧

ローレル指数とは ローレル指数(Rohrer index)は、学童期から思春期にあたる6〜17歳の体格を数値化して評価する体格指数です。 身長と体重という測定しやすい2つの値だけで算出できるため、学校健診や小児科外来、保健指導の場面で広く使われています。 乳幼児に用いるカウプ指数、成人に用いるBMIと並ぶ体格指数の一つで、学童期に特化して使う点が特徴です。標準とされる範囲の中心はおおむね130前後で、判定区分自体に男女差は設けられていません。 ローレル指数の計算式 ローレル指数 = 体重(kg) ÷ 身長(cm)³ × 10⁷ 例:体重30kg・身…

原始反射|種類・消失時期の目安と観察のポイント

原始反射とは 原始反射とは、新生児・乳児にみられる、刺激に対する無意識の反応です。 中枢神経系の未熟な段階でみられる反応で、成長にともなって反応が弱まり、随意的な動きへと移行していきます。 そのため原始反射の観察は、「出ているかどうか」だけを確認するものではありません。月齢に応じて反応が変化しているか、左右で反応に差がないかを合わせてみることで、発達の経過を捉える手がかりになります。 主な原始反射の一覧 消失時期は資料によって幅があるため、あくまで目安として参照してください。 反射名刺激の方法みられ…

脂溶性ホルモン|覚え方・種類・作用機序

脂溶性ホルモンとは 脂溶性ホルモンは、水に溶けにくく脂質に溶けやすい性質をもつホルモンの総称です。代表的なものはステロイドホルモン・甲状腺ホルモン・活性型ビタミンDの3グループです。 脂質に溶けやすいということは、脂質でできた細胞膜を通り抜けられるということでもあります。そのため脂溶性ホルモンは細胞内に入り、細胞質または核内にある受容体と結合して遺伝子発現を調節します。この「受容体が細胞の内側にある」という点が、水溶性ホルモンとの一番の違いです。 脂溶性ホルモンの覚え方は「ビスコ」 脂溶性ホルモンの…

水溶性ホルモン|覚え方・種類・作用機序

水溶性ホルモンとは 水溶性ホルモンは、水に溶けやすい性質をもつホルモンの総称です。ペプチドやタンパク質を材料とするものと、アミノ酸のチロシンを材料とするカテコールアミンが代表的です。 水に溶けやすいということは、脂質でできた細胞膜を通り抜けにくいということでもあります。そのため水溶性ホルモンは細胞内には入らず、細胞膜の表面にある受容体に結合して情報を伝えます。この「受容体がどこにあるか」が、脂溶性ホルモンとの一番の違いです。 水溶性ホルモンの覚え方「ペプタン・カテ」 ペプ ・ タン ・ カテ ペプチドホ…

熱型の種類|稽留熱・弛張熱・間欠熱・波状熱の違い

発熱している患者さんの体温を記録していると、「ずっと高いまま」「朝は下がるのに夕方また上がる」など、上がり下がりのパターンに違いがあることに気づきます。このパターンを表したものが熱型(ねつけい)です。 熱型とは 熱型とは、発熱中に体温がどのように上下するかを表したものです。 代表的なものに、稽留熱・弛張熱・間欠熱・波状熱があります。 ポイント 熱型を見分けるときは、「体温の変動幅」「平熱まで下がるか」「何日もかけて変化するか」の3点に注目します。なお、熱型だけで病気を診断することはできません。あくま…

ペインフルアークサインの実施方法・注意点と陽性所見

ペインフルアークサイン(Painful Arc Sign)は、肩を自分の力で挙げていく途中の特定の角度だけに痛みが出るかどうかを確認する、肩関節のスクリーニングテストです。 およそ60°〜120°の範囲でだけ痛みが出現し、その範囲を超えると痛みが軽くなるという現象を指します。痛みが出る角度の帯が弧(arc)のように見えることから、有痛弧徴候とも呼ばれます。 この角度帯では、上腕骨大結節と腱板が肩峰や烏口肩峰靭帯の下を通過します。腱板や肩峰下滑液包に炎症・損傷があると、この通過の瞬間に挟み込み(インピンジメント)が起こり、…

ドロップアームテストの目的・実施方法・陽性所見

ドロップアームテスト(drop arm test)は、肩の腱板断裂が疑われるときに行う代表的な徒手整形外科テストです。 他動的に外転位まで挙上した上肢を、患者が自力でゆっくり下ろせるかどうかを観察します。 肩関節の外転運動は、三角筋と腱板(回旋筋腱板)が協調して働くことで滑らかに行われます。腱板、とくに棘上筋や棘下筋に広範囲な断裂があると、外転位から中間域にかけて上肢を支えきれず、腕が急に落下します。 この「腕が落ちる(drop arm)」現象が検査名の由来です。 ドロップアームテストの目的 腱板(主に棘上筋・棘下筋)の…

インピンジメント症候群|ニアーテスト・ホーキンステストのやり方

インピンジメント(impingement)は「衝突」「挟み込み」を意味します。 肩峰下インピンジメント症候群は、上腕骨の大結節と烏口肩峰アーチ(肩峰・烏口肩峰靱帯・烏口突起)との間で、棘上筋腱や肩峰下滑液包が繰り返し挟み込まれ、炎症と疼痛をきたす病態です。 肩関節の挙上時痛を訴える患者に高頻度でみられます。 背景には、オーバーヘッド動作の反復、腱板(特に棘上筋)の筋力低下による骨頭の上方偏位、肩甲骨の運動異常(スキャプラディスキネジア)、円背や肩甲骨前傾などの不良姿勢といった要因があります。 単一の原因という…

尿の色でわかること|正常色・異常の見分け方と報告の目安

尿の色から何がわかるのか 尿の色の主体は、ヘモグロビンの代謝産物であるウロクロム(ウロビリンなどの色素)です。尿が濃縮されればこの色素の濃度が上がって色は濃くなり、水分摂取が多く希釈されれば薄くなります。 つまり尿の色は、体内の水分バランスを反映する指標です。 色の変化は「濃縮の問題」なのか「異物混入の問題」なのかを切り分けて考えると整理しやすくなります。 正常な尿の色と尿色スケール 正常な尿の色は淡黄色〜黄色(麦わら色〜琥珀色)です。 起床時の一番尿はやや濃く、水分を多く摂った後は薄くなるなど、健常者…

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