医療職向け 履歴書の書き方

履歴書テンプレート
厚生労働省が推奨している標準的な履歴書のテンプレートをダウンロードいただけます。
Word、Excel、PDFの3つのファイル形式でご用意しています。
履歴書の書き方
履歴書は、あなたのキャリアや専門性をアピールする大切な資料です。採用担当者が最初に目を通す書類でもあるため、正確性や読みやすさはもちろん、思いやりやコミュニケーション力を感じられる内容づくりが重要になります。履歴書を作成するにあたり、押さえておくべきポイントや注意事項を把握し、作成していきましょう。



①日付
履歴書に書く日付は、応募先に履歴書を提出する日を書くのが一般的です。
メールやエントリーフォームから送る場合は送信日を、郵送で郵便局やポストから送る場合は投函日を記入しましょう。
記入するのを忘れてしまう人が多い箇所になるので、提出前に必ず確認しましょう。
②写真
3ヶ月以内に撮影した縦4cm×横3cmの証明写真を使用しましょう。
転職の場合、ビジネススーツを着用して撮影するのが望ましいです。
背景色の指定はありませんが、水色や薄いグレーの背景色にすることで顔色や表情がはっきりと写り、好印象を与える証明写真になります。
③氏名
戸籍に登録されている字体で正確に記入しましょう。
戸籍で旧字体が使われている場合は、普段使っていなくてもそれを記入します。
姓と名の間にスペースを入れると見やすくなります。
ふりがなに関しては、「ふりがな」と書かれている場合は平仮名で、「フリガナ」と書かれている場合はカタカナで記入します。
④生年月日
西暦(例:2025年)、和暦(例:令和7年)どちらで記入しても問題ありません。
ただし、どちらかに統一するようにしましょう。
⑤現住所
履歴書に書く現住所は住民票の住所です。
都道府県や建物名(マンションやアパートなど)も省略せずに記入します。
ふりがなに関しては、氏名と同じく「ふりがな」と書かれている場合は平仮名で、「フリガナ」と書かれている場合はカタカナで記入します。
都道府県・市区町村・建物名にふりがなを振り、長く続いて読みにくい場合は、区切りが良いところでスペースを入れるなど工夫すると良いでしょう。
⑥連絡先
現住所以外に連絡を希望する場合、連絡先の欄にその住所と電話番号を記入します。
⑦学歴・職歴
1行目の中央に「学歴」と記入し、2行目から学歴を記入していきます。
転職の場合、職歴も記入する必要があるので、高校入学もしくは卒業からの記入で問題ありません。
学校名は省略せず、正式名称を記入します。
学歴を記入し終えたら、1行あけてその次の行の中央に「職歴」と記入し、学歴と同様に記入していきます。
職歴が多い場合でも全て記入するのが理想的です。
職歴も記入し終えたら、最後の職歴を記入した次の行の右端に「以上」と記入しましょう。
⑧免許・資格
取得年月順に記入するのが一般的ですが、免許を記入してから資格を記入するパターンで紹介されていることもあります。
免許・資格は正式名称で書き、その後ろに「取得」・「合格」・「修了」などを記入しましょう。
⑨志望動機
応募先のどのポイントに魅力を感じたのか、どうしてそう思ったのかを記入するのが基本です。
プラスで自分が入社することによる応募先へのメリットを想起させられるようなことを記入できればベストです。
⑩アピールポイント
自分の強みやこれまでの経験・実績・成果などを記入しましょう。
伝えたいことが多くなりすぎても良くないので、内容は簡潔に絞って記入するのが望ましいです。
⑪本人希望記入欄
特別な希望がある場合を除き、「貴院(貴社)の規定に従います。」と記載するのが原則です。
親の介護などで勤務地に希望がある場合や、健康面に関することで事前に伝えておきたいことがあれば、本人希望記入欄に書いておきましょう。
履歴書の作成に関するQ&A
A.業界や企業によって異なりますが、近年はパソコン作成が一般的です。一方、医療・介護業界では、丁寧さや人柄を伝えるために手書きで作成する方も多いです。どちらの場合でも書類の選考通過率が大きく変わることはありませんので、自身が見やすい・読みやすい履歴書を作成できる方を選択しましょう。
A.2ページ目(2枚目)を使用することは一般的に問題ありません。その場合、2ページ目にも氏名とページ番号を記載しておく必要があります。ただし、応募先に関連性の低い経歴は思い切って省略するなど、内容を精査することも検討してください。特に職務経歴書も併せて提出する場合は、履歴書はコンパクトにまとめても問題ありません。
A.応募する職種に関連するスキルや経験が得られたアルバイトであれば、記載する価値があります。ただし、短期間の経験や応募職種と全く関係のないアルバイトは省略しても構いません。
A.面接時に口頭で伝えるとともに、更新した履歴書を持参していきましょう。「前回提出した履歴書に追加があります」と伝え、新しい履歴書を提出できるよう準備しておきましょう。メールでのやり取りが中心の場合は、担当者にメールで報告し、更新した履歴書を添付することもできます。
A.在留カードに記載されている表記に合わせましょう。通常、漢字圏の方は漢字表記を、その他の方はアルファベット表記を使用します。不安な場合は、応募先の人事部門に確認しておきましょう。
A.提出日(応募日)時点の住所を記入するのが正解です。転居先がすでに決まっている場合は、その旨と新住所を連絡先や本人希望記入欄に補足事項として記入しておきましょう。転居先が未定の場合も、転居予定であることを本人希望記入欄に記入しておくことで、後のトラブルもなく採用担当者にとっても親切な対応となります。
A.病気や家庭の事情、語学留学などによる空白期間がある場合は、その期間の説明を記入することが望ましいです。転職活動が長引いたことによる空白期間は、特に理由を記入しなくても問題ありません。面接時に説明を求められた際に、説明できるようにしておきましょう。フリーターやニートとしての空白期間がある場合は、その間にアルバイト経験があればそれを記入し、それもない場合は正直に応募先に伝えましょう。空白期間をごまかしたり、虚偽の説明を記入すると、経歴詐称という理由で内定取り消しになる可能性もあるため、絶対にやめましょう。
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