リハビリ特化型デイサービスはきつい?理由と1日の流れ・ホワイト職場の見極め方

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「リハビリ特化型デイサービスはきついって聞くけど、実際はどうなの?」と、病院や老健からの転職を考えるときに気になる人は多いはずです。

リハビリ特化型デイサービスのきつさは、送迎や書類作成、少人数での兼務など、介護保険の事業所ならではの仕組みから生まれます。

この記事では、きついといわれる理由を職種別に整理し、1日の流れや病院・老健のリハビリとの違い、きつい職場を避けるための求人の見極め方を紹介します。

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    リハビリ特化型デイサービスがきついといわれる理由

    こめかみに手を当てて悩む人のデスク

    リハビリ特化型デイサービスは、機能訓練に力を入れた通所介護(デイサービス)です。 入浴や食事の提供がない半日型の事業所が多く、業務は楽そうに見えますが、短い営業時間に送迎・訓練・記録が集中するため、忙しさを感じやすい職場です。

    送迎の回数が多い

    半日型の事業所では、午前と午後で利用者さんが入れ替わるため、1日に送迎が4回あることも珍しくありません。 午前の部の迎え、午前の部の送り、午後の部の迎え、午後の部の送りと続き、昼休憩の時間が送迎で削られることもあります。

    送迎中は運転だけでなく、乗り降りの介助や自宅での声かけ、家族への連絡事項の受け渡しも担当します。 運転に慣れていない人や、狭い道・悪天候での運転が苦手な人にとっては、訓練以上に負担が大きい業務です。

    短時間に業務が詰まっている

    半日型の場合、利用者さんが事業所にいる時間は3時間程度のことが多くあります。 その間にバイタル測定、準備体操、個別訓練、集団プログラム、マシントレーニングなどを順番に回すため、スタッフが座って記録する時間をとりにくいのが特徴です。

    利用者さんの体調が急に崩れたり、送迎が遅れたりすると、後の予定がすべて押してしまいます。 記録を営業時間外にまとめて書く事業所では、残業の原因にもなります。

    少人数で複数の役割を兼ねる

    デイサービスの人員基準では、機能訓練指導員は事業所のほかの職務を兼ねてもよいとされています。 そのため、機能訓練指導員が送迎の運転や生活相談員の業務を兼ねたり、看護職員が訓練の補助に入ったりする事業所があります。

    少人数の事業所ほど1人が担う役割は増え、「訓練をしたくて転職したのに、送迎と電話対応ばかり」と感じる原因になります。

    加算に関わる書類作成が多い

    リハビリ特化型デイサービスの多くは、個別機能訓練加算を算定しています。 令和6年度介護報酬改定後の単位数は、個別機能訓練加算(Ⅰ)イが1日56単位、(Ⅰ)ロが1日76単位です。

    この加算は、訓練をするだけでは算定できません。 利用者さんの自宅を訪問して生活状況を確認し、計画書を作り、定期的に評価と見直しをする一連の流れが決められています。

    個別機能訓練加算で求められる流れ
    1
    居宅訪問・ニーズ把握
    興味・関心チェックシート/生活機能チェックシート
    ▶
    2
    多職種で計画作成
    個別機能訓練計画書
    ▶
    3
    説明・同意・交付
    利用者さん・家族とケアマネジャーへ
    ▶
    4
    訓練の実施・記録
    週1回以上が目安
    3か月ごとに居宅訪問 → 評価・説明 → 計画の見直し(1に戻る)

    利用者さんが30人いれば、30人分の計画書と3か月ごとの居宅訪問・評価が発生します。 ADL維持等加算もあわせて算定している事業所では、利用開始時と6か月目にBarthel Indexで日常生活動作(ADL)を評価し、厚生労働省へ提出する業務も加わります。

    利用者一人あたりに割ける時間が短い

    個別機能訓練加算の訓練は、機能訓練指導員が直接行い、対象は5人程度以下の小集団または個別とされています。 病院のように1人の患者さんと20分以上向き合う形ではなく、複数の利用者さんを同時に見ながら訓練を進める場面が多くなります。

    「一人ひとりにもっと時間をかけたい」と考える療法士ほど、物足りなさや焦りを感じやすいポイントです。

    半日で全部回すのは想像以上に慌ただしいよね

    参考:厚生労働省「令和6年度介護報酬改定における改定事項について」 / 厚生労働省「介護保険最新情報Vol.1217 リハビリテーション・個別機能訓練、栄養、口腔の実施及び一体的取組について」

    【職種別】きつさの中身

    スクラブや白衣を着た医療職の男女が勉強会をする様子

    同じ事業所で働いていても、職種によって負担を感じるポイントは違います。 人員基準では、通所介護には生活相談員・看護職員・介護職員・機能訓練指導員を置くことが決められています。

    職種ごとの負担がかかりやすい業務
    業務機能訓練指導員介護職員看護職員
    送迎(運転・添乗)○◎○
    訓練の実施・見守り◎○○
    加算の計画書・評価◎△△
    居宅訪問◎△△
    体調確認・急変対応△○◎
    トイレ誘導・移動介助△◎○
    ◎ 負担の中心○ 担当することが多い△ 事業所による

    機能訓練指導員

    理学療法士・作業療法士などの機能訓練指導員は、訓練の中心を担ううえに、加算に関わる計画書・評価・居宅訪問の多くを受け持つのが負担の中心です。 事業所に機能訓練指導員が1人しかいない場合、休みを取りにくく、書類の締め切りも1人で抱えることになります。

    病院で経験を積んだ療法士ほど、疾患別の専門的な治療より、集団体操やマシン訓練の見守りが中心になる点に戸惑うこともあります。 機能訓練指導員の業務範囲や資格ごとの違いは、以下の記事で詳しく紹介しています。

    介護職員

    介護職員は、送迎・トイレ誘導・移動の見守り・訓練の補助など、利用者さんのそばで動き続ける業務が中心です。 入浴や食事介助がない分、身体介助の量は一般的なデイサービスより少なめですが、送迎の運転を任されることが多い職種です。

    訓練の補助に入る場面では、機能訓練指導員の指示どおりに動作を見守る必要があり、リハビリの基本的な知識を求められることもあります。

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    看護職員

    看護職員は、来所時のバイタル測定と体調確認で、その日に訓練をしてよいかを判断する役割を担います。 血圧が高い、発熱があるなどの利用者さんがいれば、家族やケアマネジャーへの連絡、訓練内容の調整も必要です。

    医師がいない環境で急変時の初期対応を任されるため、精神的な負担を感じる人もいます。 また、看護職員が1人だけの事業所では、訓練の補助や送迎も兼ねることがあります。

    事業所の区分と人員基準
    職種通所介護(定員19人以上)地域密着型通所介護(定員18人以下)
    機能訓練指導員1人以上(他の職務と兼務可)同じ
    看護職員単位ごとに専従1人以上を確保同じ。ただし定員10人以下なら看護職員か介護職員のどちらかでよい
    介護職員利用者15人まで1人以上、以降5人ごとに1人追加同じ(定員10人以下の特例あり)
    生活相談員提供時間帯を通じて専従1人以上同じ

    利用定員が18人以下の小規模な事業所は「地域密着型通所介護」に分類され、定員10人以下なら看護職員と介護職員を合わせて配置すればよいルールがあります。

    そのため、事業所の区分によって看護職員が常にいるかどうかが変わり、同じ職種でも担う役割に差が出ます。

    医療キャリアナビ掲載求人データ
    • デイケア・デイサービスのPT求人は777件
    • OT求人は650件、正看護師求人は615件
    • 月給の中央値はいずれも26万〜27万円
    キャリアパートナー

    参考:e-Gov法令検索「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」 / e-Gov法令検索「指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準」

    リハビリ特化型デイサービスの1日の流れ

    デイサービスでストレッチをする高齢者

    リハビリ特化型デイサービスは、午前と午後に利用者さんが入れ替わる「2部制」の事業所が多くあります。 営業時間は9時〜17時前後で、夜勤はなく、日曜を休みにしている事業所も多くあります。

    2部制の事業所のスケジュール例
    8:30
    準備
    朝礼・車両点検・送迎ルート確認
    9:00
    午前の部
    送迎(迎え)
    9:30
    午前の部
    バイタル測定・準備体操
    10:00
    午前の部
    個別訓練・集団プログラム・マシン訓練
    12:00
    午前の部
    送迎(送り)
    12:45
    休憩
    昼休憩
    13:30
    午後の部
    送迎(迎え)→ バイタル測定・訓練
    16:30
    午後の部
    送迎(送り)
    17:00
    終業前
    記録の仕上げ・翌日の準備

    午前の部

    朝は出勤後すぐに送迎の準備に入り、車両点検と送迎ルートの確認をしてから迎えに出ます。 到着後は看護職員がバイタルを測り、その結果を見て機能訓練指導員が訓練内容を調整します。

    訓練の時間帯は、集団体操・個別訓練・マシントレーニングを複数のグループで同時に進めます。 利用者さんの動きを見守りながら、合間に訓練記録を入力するのが、午前中の忙しさの中心です。

    午後の部

    午前の利用者さんを送り届けたあと、昼休憩をはさんで午後の部の迎えに出ます。 午後の部の流れは午前とほぼ同じですが、昼休憩が送迎の延長で短くなりやすい点に気をつけましょう。

    午後の部を送り終えると、利用者さんの対応は終わりです。 夕方は記録の仕上げや翌日の準備にあてる時間になります。

    利用者さんが帰ったあとも、実は仕事が残っているんだ

    営業時間外の業務

    営業時間外には、利用者さんのいない時間にしかできない業務がまとまっています。

    訓練記録・連絡帳全職種
    当日の実施内容と体調の変化をまとめる
    個別機能訓練計画書機能訓練指導員
    新規利用者さんの作成と3か月ごとの見直し
    居宅訪問機能訓練指導員
    自宅での生活状況と住環境を確認する
    ケアマネジャーへの報告相談員・指導員
    訓練の進み具合や計画の変更を伝える
    送迎表の作成相談員など
    欠席・振替に合わせて翌日のルートを組む
    清掃・機器点検全職種
    マシンや訓練用具の消毒と点検

    居宅訪問は、午後の部が終わった夕方や、利用者さんの利用がない曜日に予定を組むことが多い業務です。 こうした業務が勤務時間内に収まるかどうかは、事業所の人員と業務の分け方で大きく変わります。

    今のあなたの状況は?

    病院・老健のリハビリとの違い

    バイクマシンや平行棒が並ぶリハビリ室

    病院や老健からリハビリ特化型デイサービスに移ると、訓練の形や目的、書類の仕組みが大きく変わります。 「思っていたリハビリと違う」と感じないように、違いを事前に知っておきましょう。

    働き方の違い
    項目病院・老健リハビリ特化型デイ
    訓練の形1対1の個別訓練が中心小集団・集団プログラムとマシン訓練
    財源診療報酬(医療保険)※老健は介護保険介護報酬(介護保険)
    対象者発症・手術後の患者さん、在宅復帰をめざす入所者さん自宅で暮らす要介護・要支援の利用者さん
    勤務形態土日出勤や休日当番がある施設も日中のみ。送迎業務あり

    個別訓練から集団プログラムへ変わる

    病院の疾患別リハビリテーションは、療法士が患者さんと1対1で20分以上行う個別療法が基本です。 一方、リハビリ特化型デイサービスでは、小集団での訓練や集団体操、マシントレーニングの見守りが業務の多くを占めます。

    1対1の徒手療法を中心にしてきた療法士は、複数の利用者さんに目を配りながら訓練を回す進め方に慣れるまで時間がかかることがあります。

    診療報酬から介護報酬に変わる

    病院のリハビリは医療保険の「診療報酬」、デイサービスは介護保険の「介護報酬」で運営されています。 病院では実施した単位数で算定しますが、デイサービスの基本報酬は事業所の規模・利用時間の区分・要介護度で決まり、そこに個別機能訓練加算などが上乗せされる仕組みです。

    そのため、デイサービスでは「何人の利用者さんに加算を算定できるか」が事業所の収入を左右します。 加算の要件を満たすための書類や居宅訪問が、業務の中で重く扱われるのはこのためです。

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    機能回復から生活の維持へ目的が変わる

    病院のリハビリは、発症や手術のあとの機能回復が主な目的です。 デイサービスの個別機能訓練は、住み慣れた自宅で暮らし続けるための生活機能の維持・向上が目的とされています。

    目標も「歩行距離を伸ばす」だけでなく、「スーパーに歩いて買い物に行く」「自宅の風呂に一人で入る」といった具体的な生活上の行為で立てます。 数値の改善がゆるやかな利用者さんも多く、成果が見えにくいことにやりがいの面で悩む人もいます。

    機能訓練とリハビリの違いは、以下の記事でも詳しく紹介しています。

    書類の様式と提出先が変わる

    病院のリハビリ実施計画書は医師が作成・署名し、患者さんや家族に説明して同意を得ます。 デイサービスの個別機能訓練計画書は、機能訓練指導員などが多職種で作成し、ケアマネジャーにも交付する点が大きな違いです。

    病院(疾患別リハ)
    リハビリテーション実施計画書
    作成者医師が作成・署名
    期限開始後原則7日以内、遅くとも14日以内
    見直し3か月に1回以上、説明して交付
    渡す先患者さん・家族
    デイサービス(個別機能訓練加算)
    個別機能訓練計画書
    作成者機能訓練指導員などが多職種で作成
    前提居宅訪問で生活状況を確認してから作成
    見直し3か月ごとに居宅訪問して評価
    渡す先利用者さん・家族とケアマネジャー

    医師の指示のもとで動いてきた療法士にとって、計画の中身を自分たちで組み立て、ケアマネジャーと調整する役割は新しい負担になりやすい部分です。

    同じ「リハビリ」でも、仕組みがこんなに違うの?

    参考:厚生労働省東北厚生局「保険診療と個別指導(医科)第8回 リハビリテーション~実施と診療報酬算定の留意事項~」 / 厚生労働省「介護保険最新情報Vol.1217 リハビリテーション・個別機能訓練、栄養、口腔の実施及び一体的取組について」

    きついと感じたときの対処法

    スマホを見ながらパソコンで記録を入力する手元

    きつさの原因が「業務の偏り」「送迎」「書類」のどれにあるかで、打てる手は変わります。 転職を考える前に、今の職場で調整できる余地がないかを確かめてみましょう。

    担当業務の分担を見直す

    特定の職員に業務が集中している場合は、1週間ほど自分の業務と所要時間を書き出してみるのがおすすめです。

    1. 1日の業務を「訓練」「送迎」「記録・書類」「その他」に分けて書き出す
    2. それぞれにかかった時間を記録する
    3. 専門職でなくてもできる業務を洗い出す
    4. 管理者に書き出した結果を見せて相談する

    個別機能訓練加算の訓練は、機能訓練指導員が直接行えば、看護職員や介護職員などが補助として関わってもよいとされています。 訓練中の見守りや準備・片付けを分担できれば、機能訓練指導員は評価や計画作成に時間を回せます。

    一人で抱え込まずに、まずは相談してみよう

    送迎の負担を相談する

    送迎の負担が大きい場合は、送迎ルートの組み直しや、運転担当の固定化を相談してみましょう。 令和6年度の介護報酬改定では、送迎業務の委託や、ほかの事業所の利用者さんとの同乗が一定の条件のもとで認められることが明確になりました。

    運転が苦手な場合は、その旨を早めに伝え、添乗(助手席での介助)に回れないか相談するのも一つの方法です。

    転職活動するなら?

    記録と書類の作成方法を効率化する

    加算の書類は、様式や記録のルールを整えるだけでも負担を減らせます。

    1
    通所介護計画にまとめて書く
    計画書に相当する内容を通所介護計画に書けば、個別機能訓練計画書の作成に代えられる
    国の通知で認められた方法
    2
    説明はオンラインも使う
    3か月ごとの説明・記録は、居宅訪問の日とは別の日にICTなどを使ってもよい
    国の通知で認められた方法
    3
    訓練中にタブレットで記録
    紙のメモから転記する手間をなくし、終業後の入力を減らす
    4
    居宅訪問の予定をまとめる
    見直し時期が近い利用者さんを地域ごとにまとめ、移動の回数を減らす

    事業所で使っている介護ソフトに、訓練記録や計画書の作成機能があるかも確認してみましょう。 それでも業務量が減らない場合は、職場を変えることも選択肢です。

    作業療法士の方で、ほかの職場と比べたい場合は以下の記事が参考になります。

    参考:厚生労働省「令和6年度介護報酬改定における改定事項について」 / 厚生労働省「介護保険最新情報Vol.1217 リハビリテーション・個別機能訓練、栄養、口腔の実施及び一体的取組について」

    きつい職場を避けるための求人の見極め方

    求人票とペン

    きつさの多くは、送迎・人員・加算の3つの仕組みから生まれます。 求人票と見学で次の4点を確認すれば、入職後のギャップを減らせます。

    確認項目求人票・資料で見る見学・面接で聞く
    1送迎範囲・車両通常の事業の実施地域車両の台数、1回の送迎にかかる時間目安:1回の送迎が長すぎないか
    2職員数と定員利用定員、募集人数1日の出勤人数、機能訓練指導員の人数目安:指導員が2人以上いるか
    3送迎の担当「送迎あり」の記載、運転免許の要否運転か添乗か、1日の回数目安:運転専任のドライバーがいるか
    4算定している加算重要事項説明書、料金表加算の種類と書類の担当者目安:書類を分担する仕組みがあるか

    送迎範囲と車両の台数

    送迎範囲が広いと、1回の送迎にかかる時間が長くなります。 求人票や事業所のWebサイトで「通常の事業の実施地域」を確認し、車両の台数と1台あたりの乗車人数を見学時に聞いてみましょう。

    車両が少ないと、同じルートを何往復もすることになり、送迎の時間が延びやすくなります。

    職員数と利用定員の比率

    人員基準では、介護職員は利用者さんが15人までなら1人以上、15人を超えると5人ごとに1人を加えた数以上が必要です。 ただし、これは事業所として最低限満たすべき基準で、基準ぎりぎりの人数では余裕がありません。

    利用者数ごとの介護職員の最低人数
    1人
    2人
    3人
    4人
    5人
    15人まで
    20人
    25人
    30人
    35人
    ※提供時間帯を通じた勤務時間の合計で計算する人数。看護職員・機能訓練指導員・生活相談員は別に必要

    見学時は、利用定員に対して実際に何人の職員がいるか、機能訓練指導員が何人いるかを確認しましょう。 機能訓練指導員が複数いる事業所なら、書類や居宅訪問を分担できます。

    求人票だけで分からないことは、見学で聞けば大丈夫!

    送迎業務を誰が担当するか

    送迎を運転専任のドライバーが担当するのか、専門職も運転するのかで、負担は大きく変わります。 求人票に「送迎あり」とだけ書かれている場合は、運転と添乗のどちらを担当するか、1日に何回あるかを面接で確認しておくと安心です。

    算定している加算の種類

    算定している加算の種類は、業務量を知る手がかりになります。 個別機能訓練加算(Ⅰ)ロを算定している事業所は、機能訓練指導員を合計2名以上配置する時間帯があるため、1人で訓練と書類を抱え込む状態になりにくいといえます。

    一方で、ADL維持等加算などを算定している事業所は、評価や提出の業務も増えます。 加算の種類は重要事項説明書や料金表に載っていることが多いので、見学時に見せてもらいましょう。

    参考:e-Gov法令検索「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」 / 厚生労働省「令和6年度介護報酬改定における改定事項について」

    まとめ

    リハビリ特化型デイサービスのきつさは、送迎・短時間に詰まった業務・兼務・加算の書類から生まれます。 ただ、その負担の大きさは事業所の人員や送迎体制、算定している加算によって大きく変わります。

    この記事のポイント


    • 送迎と加算の書類が主な負担
    • 職種によって負担のかかる場所が違う
    • 病院とは訓練の形・報酬・目的・書類が変わる
    • 業務の書き出しと分担の見直しで負担を減らせる
    • 送迎範囲・定員比・送迎担当・加算の4点で見極める

    気になる事業所があれば、見学で送迎と人員の体制を確かめてみましょう。 求人票に載っていない職場の実態を知りたいときは、転職エージェントに相談すると、事業所の体制まで確認してもらえます。

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