理学療法士の初任給を大公開!平均はどのくらい?

理学療法士がキャリアをスタートさせるとき、初めに手にする給料は一体どの程度なのでしょうか。

また理学療法士の初任給を左右する要因はあるのでしょうか。

リアルな理学療法士の給与明細を見てみましょう。

理学療法士の初任給

理学療法士という専門職に就くとき、多くの人が気になるのが初任給です。

初任給は、これからの生活やキャリアプランを考える上で非常に重要です。

では早速、新卒1年目の理学療法士の方から提供していただいた初任給の給与明細を確認してみましょう。

初任給① 総合病院/埼玉県/男性/会社規模51~100人

こちらは埼玉県の総合病院で働く男性の初任給になります。

手取りで約22万円です。

初任給② 介護老人保健施設/神奈川県/男性/会社規模51~100人

こちらは神奈川県の介護老人保健施設で働く男性の初任給になります。

手取りで約27万円と、先ほどの総合病院で働く男性の初任給よりも高くなっています。

こちらは東京都の訪問看護ステーションで働く女性の初任給になります。

手取りで約33万円と先ほどの2つの初任給よりもかなり高くなっています。

訪問看護ステーションは、年俸制でボーナスが支給されない職場も多いので、そのぶん毎月の給料が高く設定されているのかもしれません。

初任給の全国平均はどれくらい?

理学療法士の初任給は、全国的に見ても地域差がありますが、その平均はだいたいどれくらいになるのでしょうか。

各地域の経済状況や、医療機関の規模などによっても変動はありますが、新卒理学療法士の全国平均の初任給は、およそ20万円から25万円程度とされています。

療養型の病院や介護施設、リハビリ専門のクリニックなど、就業先によって給料体系が異なるため、実際にはそれ以上の収入を得られる場合も少なくありません。

理学療法士の資格を活かして、どのような形でキャリアを築いていくかによって、給与のスタートラインは大きく変動していきます。

世間一般の初任給と比較

理学療法士の初任給は、他の職種のそれとどれくらい違うのでしょう。

一般的に、他の職種の初任給は、業種や地域、そして個々の会社の経済状況などによって金額に幅があります。

これと比べると、理学療法士の初任給は同じくらいか、少し高いと言えます。

POINT

理学療法士の初任給は診療報酬改定により多少の変動はありますが、世間一般と比較して増減があまりなく安定しているのが良いところです。

理学療法士の初任給を左右する要因

理学療法士としてのキャリアをスタートさせるにあたり、初任給は大きな関心事の一つです。

初任給は、理学療法士としての第一歩を踏み出す上での意欲ややる気を左右することもあるでしょう。

しかし初任給がいくらであるかは、さまざまな要因によって変動します。

これらの要因を確認しておくことで、将来自分がどのような条件で働き始める可能性があるのか、そして、どのようにキャリアを築いていけば良いのかを考える上で大変有意義です。

給与の差異は将来の生活設計や、働き方にも直結するため、これから理学療法士を目指す方にとっても重要な情報だと言えます。

就業先の種類

理学療法士の初任給には、働く場所の種類が大きく影響を与えます。

一般的に公立の病院や施設では、安定した給与体系を取り入れている場合が多いですが、私立の病院やクリニック、リハビリ専門の施設などでは、それぞれ経営状態や人事評価システムによって初任給が異なる場合があります。

訪問リハビリの分野は比較的初任給や年収が高いと言われています。

規模・従業員数

初任給には、就業先の規模や従業員の数も影響する要素として考えられます。

たとえば、大規模な病院や施設では人件費に対して比較的余裕があることから、初任給が高い傾向にあることが少なくありません。

また、規模が大きいと様々な福利厚生が充実しているケースも多いです。

一方で、中小規模のクリニックやリハビリセンターでは、経済的な制約から人件費が抑えられ、それが初任給に反映されることが考えられます。

更に、組織が持つ資本や投資によっても、給与体系は左右されることがありますから、どのような病院や施設であれ、その経営状態を把握し、就職活動に活かすことが大切です。

しかし規模が大きいからといって、それが必ずしも初任給の額に直結するわけではありませんので、そこは見極めが大切です。

まとめ

理学療法士としてのキャリアをスタートする上で、初任給は重要な関心ごとです。

この記事では、初任給の平均額や影響を受ける様々な要因について詳しく見てきました。

理学療法士の初任給は、就職先の種類や規模、さらには地域差によっても変動するものであることを理解していただけたかと思います。

さらに世間一般の初任給との比較を行うことで、理学療法士を目指す人にとって、これらの情報は将来設計をする上で非常に大切なデータとなるでしょう。

一方で、初任給はあくまでもスタートラインであり、その後のキャリアアップや専門性の追求によって給与は大きく変化していきます。

医療職は、キャリアにおいて何度か転職することは当たり前の世界なので、初任給だけで就職先を決めてしまわないように心がけておきましょう。