外来看護師に向いている人とは?働き方・特徴・メリットを徹底解説

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体力や時間的にも病棟勤務がきつくなってきて…
働き方を変えても看護師を続けられる方法はありますか?

それなら、働く場所を変えるという選択肢もありますよ!
特に外来看護師は、家庭との両立を考えてる人はもちろん、自分の時間を大切にしたいという方にもおすすめです。

本記事では、「自分は外来看護師に向いているのかな?」と気になっている方に向けて、外来勤務の仕事内容やメリット・デメリット、向いている人の特徴を紹介します。また、働き方を選ぶうえでのチェックリストや転職の際に確認しておきたいポイントもまとめました。

ぜひ参考にして、自分のライフスタイルに合った働き方を見つけてください。

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目次

外来看護師とは?

白衣の女性が笑顔で笑っている

外来看護師は病棟で入院患者さんの生活を支える看護とは違い、外来に通う患者さんがスムーズに診療や検査を受けられるように支援する役割を担います。

さらに、問診やバイタル測定、採血や点滴といった処置、診察介助、検査案内など多岐に渡ります。

1日に数多くの患者さんが受診するため、短時間で効率的に対応する力と、診療の流れを止めない判断力が求められます。

では、外来看護師がどんな仕事なのか、そして向いている人の特徴について詳しく見ていきましょう。

外来看護師の主な仕事内容

白衣の女性が点滴をしようとしている

外来看護師の主な業務は下記になります。

  • 問診 
    症状や経過の観察症状や経過の確認
  • バイタル測定
    体温・血圧・脈拍
  • 採血・点滴
    注射や輸液などの処置
  • 診察介助
    器具準備、医師のサポート
  • 検査案内
    X線・CT・血液検査などへの誘導
  • 生活指導
    服薬・食事・運動などのアドバイス

病棟と違い、外来は1人の患者さんと関わる時間が短く、限られた時間で的確に対応するスキルが求められます。

具体的な仕事内容や病棟勤務との違いは、このあと詳しくご紹介します。

病棟勤務との違い

病棟勤務と外来勤務は、同じ看護師でも業務内容や働き方が大きく異なります。

では、以下の表で、その主な違いを整理してみましょう。

項目 病棟勤務 外来勤務
主な役割 入院患者の日常生活援助、24時間体制での継続的ケア、看護計画の作成 外来患者の診察補助、処置、検査案内、生活指導など
患者との関わり方 長期的・継続的に関係を築く 1回の診療単位で短時間対応
業務の進め方 入院スケジュールに沿って計画的に進行 診療の流れを止めないよう臨機応変に対応
勤務時間 日勤・夜勤のシフト制(夜勤あり) 基本は日勤のみ(夜勤なし)
特徴 深い信頼関係を築きやすい/身体的負担が大きい 生活リズムを整えやすい/短時間での判断力が必要

病棟勤務は、患者の生活や回復過程に長く寄り添える反面、夜勤や身体的負担が大きい傾向があります。

外来勤務は短時間での対応力やスピードが求められますが、夜勤がなく生活リズムを保ちやすい点が魅力です。

外来看護師の1日の流れ

【09:00】午前診療スタート
問診、バイタル測定、診察補助、採血・点滴、検査案内などを並行して対応
【13:00】昼休憩
午前診療終了後に休憩。午後に備えてリフレッシュ
【14:00】午後診療
予約患者対応を中心に、追加処置や急患・予約外にも対応。状況に応じた判断が必要な時間帯
【17:00】片付け・翌日の準備
器具の片付け、物品補充、翌日予約の確認を実施
【17:30】退勤
基本は定時退勤。急患や予約外が少ない日は残業なく終了

外来は診療時間が明確に区切られているため、残業が少なく定時退勤できることも多いです。

ただし、急患や予約外対応が入ると延びる場合もあります。

外来は、「その日の診療をその日のうちに終わらせる」サイクルが基本です。
夜勤はほぼなく、日勤中心で生活リズムを整えやすい働き方です。

つぎは外来看護師を選ぶ人の特徴を見ていきましょう。

今のあなたの状況は?

キャラクター

外来看護師を選ぶ人に多い理由

対面で問診をしている

外来看護師は、病棟とは違ったリズムや業務内容で働けるため、「今後の働き方を見直したい」という方から人気があります。特に、夜勤や体力的な負担を減らしたい人、家庭と両立したい人など、ライフスタイルの変化をきっかけに選ばれることが多いです。

外来看護師を選ぶ人に多い理由を1つ1つ確認していきましょう。

体力的な負担を減らし、自分に合った働き方がしたい

病棟では長時間の立ち仕事や夜勤、重症患者への対応など、心身にかかる負担が大きくなりがちです。外来は患者対応が短時間で完結し、1日の業務もその日のうちに終わることが多いため、体力的な負担を軽減しながら自分に合った働き方が実現できます。

夜勤なしで生活リズムを整えたい

外来勤務は基本的に日勤のみで、規則正しい生活リズムを保ちやすく、夜は家でゆっくり過ごせる時間が確保できます。

夜勤特有の下記の悩みを減らしたい方にもピッタリです。

  • 夜勤が続くことで昼夜逆転してしまう
  • 休みの日も疲れが取れず家族との時間を楽しめない
  • 睡眠不足や体調不良が続き、仕事のパフォーマンスに影響する

家庭や子育てと両立させたい

「子どもの送迎や家族の予定に合わせて働きたい」という人にとっても外来は働きやすい環境です。病棟に比べて休日が固定されやすく、土日休みの職場も多いため、無理なく家族との時間を確保できます。

将来のキャリアチェンジを見据えたい

外来勤務は、必ずしも昇進や専門資格取得といったキャリアアップに直結するわけではありません。しかし、内科・外科・小児科など複数の診療科や幅広い症例に関わることで、対応力や知識の幅が自然と広がります。

将来的に「夜勤がない職場で働きたい」「病棟以外の働き方にチャレンジしてみたい」と思ったときも、外来で積んだ経験は生かせます。実際に、このような選択肢があります。

  • クリニック
    内科・小児科・皮膚科など
  • 健診センターや人間ドック施設
    各種健診業務など
  • 企業の健康管理室
    産業看護師
  • 保健センターや行政機関での健康相談業務
    地域保健/健康相談 など
  • 検査案内
    X線・CT・血液検査などへの誘導
  • 訪問看護
    通院後のフォローや在宅支援

外来看護師はキャリアを諦めないといけないと思っていたから、選択肢が広がるのは意外でした・・・!
実際に外来で働く時のメリットデメリット両方知りたいです!

「今は家庭や生活リズムを優先したいけれど、将来は別の働き方も考えている」そんな人にとって外来は良い準備期間になります。
ここからは、外来看護師のメリットとデメリットを紹介しますね!

外来勤務のメリット

白衣を着た女性が笑顔で前を向いている

① 夜勤がなく生活リズムが整う

外来看護師の最大の魅力は、夜勤がなく日勤中心で働けることです。

規則正しい生活サイクルを保ちやすく、体調やメンタルの安定にもつながります。睡眠の質が改善されることで、仕事のパフォーマンスも向上します。
特に子育て中の看護師や、夜勤の体力的負担を感じている方にとっては、大きなメリットです。

② 家庭やプライベートと両立しやすい

外来は診療時間が決まっているため残業が少なく、休日も比較的固定されやすい傾向があります。予定が立てやすく、家族との時間や趣味・自己研鑽の時間を確保しやすい環境です。

シフトの変動が少ないことで、保育園や習い事の送り迎えなど、家庭の予定も組みやすくなります。

③ 幅広い診療経験を積める

外来では内科、外科、小児科など複数の診療科を担当することがあり、幅広い知識や対応力が身につきます。短時間で多くの患者と接するため、迅速な判断力やマルチタスク能力も鍛えられます。

この経験は、将来のキャリアチェンジや他部署への異動時にも強みとなります。

外来勤務のデメリット

白衣を着た女性が悩んでいる

① 給与が下がる傾向がある

外来勤務は基本的に夜勤がないため、夜勤手当が支給されません。夜勤手当は看護師の年収に大きく影響する要素で、1回あたりの平均額は以下の通りです。

夜勤形態 1回あたりの平均額 月平均の夜勤手当額(目安)
2交替制 夜勤 11,368円 56,840円(※)
3交替制 準夜勤 4,234円 37,732円(※)
3交替制 深夜勤 5,199円 -

※月平均は、各夜勤形態の平均回数を基に算出。

参考:日本看護協会「2023年 病院看護実態調査 報告書(p.31)」

② 突発対応やマルチタスクが求められる

外来は診療の流れを止めないために、急患対応や検査の調整など突発的な業務が多く発生します。限られた時間の中で複数の業務を並行して進める必要があり、慣れるまではプレッシャーを感じやすいでしょう。

③ 患者との関係が浅くなりやすい

病棟勤務のように長期的に患者と関わることが少なく、その場限りの対応になるケースが多いです。患者との信頼関係をじっくり築きたい人にとっては物足りなさを感じることがあります。

メリットとデメリットを比較して

外来看護師として働く魅力は多くありますが、一方で病棟勤務とは違う難しさや注意点も存在します。
メリットだけで判断してしまうと、いざ働き始めてから「思っていた環境と違った…」と感じることもあります。

メリット デメリット
夜勤がなく生活リズムが整う 夜勤手当がなく給与が下がる傾向にある
家庭やプライベートと両立しやすい 専門スキルを維持しにくい場合がある
幅広い診療経験を積める 患者との関係が浅くなることがある

外来勤務は確かに給与やスキル面での制約はあるものの、生活の安定や家庭との両立、心身への負担軽減というメリットが上回ると感じる人は多いです。

外来勤務は今の働き方を見直したい看護師さんにとって、無理なく続けやすい環境かもしれませんね。

転職活動するなら?

キャラクター

外来看護師が働く中で感じやすいリアルな悩み

スーツを着た女性が頭を抱えている

ここまでで外来看護師の魅力やデメリットはよくわかりました!
でも、いざ働き始めてから”思ってたのと違った・・・”というギャップはできるだけ避けたいです。
実際に外来で働いてる方が、どんな悩みを抱えてるか教えていただけますか?

たしかに事前に実際に働いてる方の悩みを事前に知っておけると、“思っていたのと違った…”とならずにすみますよね。
では、ライフステージに合わせて外来を選んだ看護師さんが実際に感じやすい悩みを紹介しますね。

業務スピードとマルチタスクのプレッシャーを感じることもある

外来は診療スケジュールがタイトで、1人の患者さんにかけられる時間は限られています。急患対応や検査準備を同時並行で進める必要があり、慣れないうちはマルチタスクやスピード感に負担を感じることもあります。

患者さんとの関係が浅くなり、やりがいを感じにくくなることがある

外来は1回の診察で業務が完結することが多く、病棟のように長期間同じ患者さんと関わる機会はほとんどありません。そのため、患者さんとの関係が深まりにくく、「ありがとう」や回復の姿といった達成感を感じる瞬間が少ないのが現実です。

特に、これまで病棟で患者さんの回復を見守ることや、日々の関わりの中で信頼関係を築くことにやりがいを感じてきた人は、物足りなさやモチベーション低下につながる可能性があります。


突発対応やクレーム対応が負担になりやすい

外来では、予約外の来院や急変など、予想外の出来事が日常的に起こることも珍しくありません。また、初対面の患者さんも多く、待ち時間や順番に関する不満が直接伝えられることもあります。
こうした突発対応やクレーム処理は負担になりやすいですが、その分、落ち着いて対応する力や、相手の気持ちを和らげる会話力が鍛えられます。

専門スキルの維持が難しいと感じることもある

病棟のような急変対応や高度な処置は減るため、専門的なスキルは使う機会が少なくなります。そのため、スキルを維持・向上させたいのに活かせないと物足りなさを感じることがあります。

一方で、外来は複数の診療科やさまざまな検査補助に関わることが多いため、いろんな場面で役に立つスキルを磨けるのは大きな強みです。

外来看護師には、働きやすい点もあれば、工夫や慣れが必要な部分もあります。
だからこそ「自分の希望する働き方と合っているかどうか」を確認しておくことが大切です。

働く前に”いい点と大変な点”を知っておけば、自分に合っているかイメージしやすいですね。

外来看護師に向いている人の特徴

白衣を着た女性が指をさしている

外来看護師は病棟勤務とは業務の進め方や、求められるスキルが異なります。短時間で多くの患者対応をしながら診療の流れを止めないようにするため、スピード感・臨機応変さ・チームワークが欠かせません。

ここでは、外来看護師に向いている人の特徴を5つ挙げ、それぞれ解説します。

短時間で効率的に患者対応ができる人

外来では、患者さんと接する時間が限られています。その中で、症状を的確に把握し、必要な処置や診察につなげる効率の良さが求められます。

チーム連携と調整力がある人

外来は複数の医師、検査技師、事務スタッフと連携しながら診療を進めます。各部署の動きを見ながら、自分の役割を柔軟に調整できる人が活躍しやすいです。

短時間で患者さんと信頼関係を築ける人

外来では、一度の診察で患者さんと会う時間は数分程度ということもあります。その短い時間で安心感を与え、信頼してもらえる対応ができる人は向いています。

ワークライフバランスを重視する人

夜勤がなく、休日が固定されやすい外来勤務は、家庭や趣味の時間を大切にしたい人に最適です。収入よりも生活の安定を優先したい場合に特にメリットがあります。

「もしかしたら、自分は外来看護師に向いているかも?」と感じた方もいるのではないでしょうか。
次は実際に外来看護師に合ってるかどうか確認していきましょう。

お探しの求人は?

キャラクター

外来看護師が向いているか簡単チェック

チェックリストを記入している

簡単チェックリスト

以下のチェックリストで、外来勤務が自分に合う働き方かどうかを確認してみましょう。当てはまるものの数(はいの数)を数えてみてください。

質問項目 はい いいえ
夜勤のない勤務で生活リズムを整えたい
家庭や子育てと両立できる働き方を探している
短時間で効率的に患者対応ができる
臨機応変な判断が得意
チームで連携して仕事を進めるのが好き
短時間で信頼関係を築ける自信がある
急な予定変更にも柔軟に対応できる
将来の働き方の選択肢を広げる経験を積みたい


チェック結果の見方と次のアクション

上の項目で、いくつ「はい」の項目にチェックがついたか数えてみましょう。
自分の回答数にあわせて、下の表から外来勤務が自分に合う働き方かどうかを確認してみてください。

「はい」と回答した数 診断結果
5個以上 外来看護師の適性が高い可能性があります。具体的な求人情報や病院見学を検討してみましょう。
3〜4個 適性は部分的にありますが、苦手な部分が業務で大きな負担になる可能性もあります。メリット・デメリットを見直して、自分に合う環境かを判断しましょう。
2個以下 外来看護師よりも病棟や訪問看護、健診センターなど他の勤務形態の方が生活や希望に合うかもしれません。複数の選択肢を並行して調べてみることをおすすめします。

まとめ|自分に合った働き方を選ぼう

外来看護師は、夜勤がなく生活リズムを整えやすく、家庭やプライベートと両立したい方にはぴったりな働き方かもしれません。ただ、その一方でスピード感やマルチタスクへの対応力、突発的な業務処理など、外来ならではの適性も求められます。

本文で紹介した「外来看護師に向いている人」の特徴をおさらいすると、

  • 短時間で効率的に患者対応ができる
  • チームワークや調整が得意
  • 短時間で信頼関係を築ける
  • ワークライフバランスを重視する
  • 将来のキャリア選択肢を広げたい

これらに当てはまる方は、外来看護師として長く安心して働ける可能性が高いでしょう。

働き方を選ぶときは、勤務時間や診療科構成、休日やシフト、残業の実態、給与条件などを事前に確認しておくことが大切です。そうすれば「想像と違った…」というギャップを減らせます。

外来看護師の働き方が気になる方は、まずは求人情報や病院見学で雰囲気を確かめてみましょう。
実際の現場を見ることで、自分に合うかどうかがより具体的にイメージできます。

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