休職中に転職活動はできる?バレる理由や注意点、伝え方まで解説

休職中に転職活動はできる?バレる理由や注意点、伝え方まで解説 イメージ

休職中に転職活動をしたいけれど、「休職中に転職活動をしてもいいの?」「職場にバレたらどうなる?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

休職中でも転職活動は可能ですが、就業規則や手続き、体調面など、事前に押さえておきたいポイントもあります。

この記事では、休職中の転職活動で知っておくべきリスクや注意点、面接での答え方、必要な手続きまで詳しく解説します。自分に合った職場を見つけるために、ぜひ参考にしてください。

30秒でかんたん入力!
医療職の転職はこちら
目次

休職中でも転職活動はできる?

結論として、 休職中でも転職活動は可能です。

法律上、休職中の転職活動を明確に禁止する規定はありません。 ただし、職場の就業規則で休職中の活動に制限が設けられている場合や、体調面での配慮が必要な場合もあります。

転職活動を始める前に確認しておくべきポイントがあるため、しっかり準備してから進めていきましょう。

休職中に転職活動をしていることが職場にバレる理由

休職中の転職活動は可能ですが、休職中に隠して転職活動をしていた場合、後からバレてしまう場合もあります。ここでは、どのような経緯でバレるのか紹介します。

周囲への相談やSNS投稿から情報が伝わる

同僚や知人に転職活動のことを話したり、SNSで転職に関する投稿をしたりすると、 意図せず現職の人にバレてしまうことがあります。

特に休職中は、復職を前提としているため、転職活動をしていることが知られると現職との関係が悪化する可能性があります。転職活動中は、話す相手やSNSの投稿内容には注意が必要です。

リファレンスチェックによって確認される

転職先がリファレンスチェック(経歴確認)を行う場合、 本人の同意を得た上で勤務状況や休職の有無が確認されることがあります。

リファレンスチェックの実施有無や方法は施設によって異なりますが、同意を求められた場合、現職に確認が入ることで休職中であることがバレる可能性があります。

源泉徴収票の提出で休職していたことが推測される

休職中は給与が減額されたり無給になったりするため、源泉徴収票の金額が通常より少なくなります。 転職先に源泉徴収票を提出する際、給与額から休職していたことが推測される可能性があります。

源泉徴収票の提出は一般的に入職後の手続きであるためこれだけで転職活動がバレるわけではありません。ただし、転職先に休職していた事実が知られる可能性はあります。

周囲への相談・リファレンスチェック・源泉徴収票の提出

休職中に転職活動をするときの注意点

休職中に転職活動を始める前に、知っておきたい注意点があります。

就業規則によっては休職中の活動に制限がある場合がある

就業規則で休職中の転職活動や他社での就労活動を禁止している職場があります。 「療養に専念すること」「休職事由の解決に専念すること」などを条件に休職を認めているケースでは、転職活動が規則違反とみなされる可能性もあります。

転職活動を開始する前に、休職を申請する際に渡された書類や就業規則を確認しておきましょう。不明な場合は、人事担当者に確認しておくと安心です。

転職活動の負荷によって体調に影響が出る可能性がある 

転職活動は、求人を探すだけでも意外と時間と労力がかかります。

履歴書や職務経歴書の作成、面接対策、応募先とのやり取りが重なると、気づかないうちに負担が大きくなることもあります。 休職中は、無理をせず、自分のペースで進めることが大切です。

傷病手当金の受給状況によって入職日の調整が必要になることがある

傷病手当金を受給している場合、転職先で働き始めるタイミングによって受給が終了することがあります。

入社日を決める前に、加入している健康保険組合に受給状況を確認しておくと安心です。詳しくは、内定後の章で紹介します。

また、傷病手当金の申請手続きや受給条件について詳しく知りたい方は、「Yokohama Info|傷病手当金の情報サイト」が参考になります。

就業規則による制限、体調への影響、傷病手当の受給状況

今のあなたの状況は?

キャラクター

休職中の転職活動は不利になる?

「休職中だと採用されにくいのでは?」と不安に感じる方も多いと思います。

休職中であることが転職活動に与える影響は、状況や伝え方によって変わります。必ずしも不利になるわけではありませんが、いくつか注意すべきポイントがあります。

ここでは、不利になる理由について紹介していきます。

休職期間や体調に関する説明が必要になる場合がある

休職中であることを伝えた場合、採用担当者から「入職後にまた体調を崩して休むのではないか」という懸念を持たれることがあります。

特に、 病気やケガによる休職の場合、再発のリスクや長期的な就業の可否について慎重に判断されます。しかし、現在の体調が回復していることや、医師の許可が出ていることを明確に伝えることで、この不安は軽減できます。

また、前回の休職から学んだことや、今後の体調管理の方法を説明することで、前向きな印象を与えることができます。

職歴の空白期間として扱われることがある

休職期間が長い場合、 応募書類上では「職歴の空白期間」として見られることがあります。この期間について何も説明がないと、採用担当者が不安に感じることもあります。ただし、空白期間があること自体が不利になるとは限りません。

退職後に空白期間(ブランク)がある場合の対応については、下記の記事でも紹介しています。

休職理由によっては採用されにくい可能性がある

休職理由には、人間関係の悩み、業務負荷、夜勤による体調不良、職場環境の問題などさまざまなケースがあります。そのなかでも、 「人間関係の悩み」や「業務負荷」などを理由として伝えると、転職先でも同じ問題が起きるのではと懸念されることがあります。

一方で、「マネジメント業務のプレッシャーが大きかった」「長時間労働が続いて体調を崩した」など、環境や条件が変わることで解決できる理由であれば、理解を得やすくなります。理由を整理し、前向きに説明できるよう準備しておきましょう。

補足説明が必要になる、職歴の空白期間になる、休職理由によって採用されにくい

転職先に休職中であることを伝えるべきか?

休職中であることを転職先に伝えることで「採用されにくくなるのでは?」と不安を感じる一方で、「隠したまま入社してトラブルになったらどうしよう」と心配する方も多いのではないでしょうか。

法律上、転職先に伝える義務はありませんが、状況によって伝えた方がいいケースもあります。ここでは、「伝えた方がよいケース」と「伝えなくてもよいケース」について紹介します。

伝える義務はないが、虚偽の説明はNG

法律上、休職中であることを転職先に伝える義務はありません。ただし、現在の勤務状況や健康状態について聞かれた際に、虚偽の説明は避けるべきです。

虚偽の説明が後で発覚した場合、信頼を失ったり、内定取り消しになったりする可能性もあります。伝えないことと、嘘をつくことは別物です。

休職を伝えなくてもよいケース

  • 休職理由がすでに解決しており、入社後の業務に支障がない
  • 休職期間が短く、職歴の空白として扱われない

これらの場合、すでに問題が解決しており、入社後の業務に影響を与える可能性が低いため伝えなくてもよいケースです。

ポイント

・面接で健康状態や休職について聞かれた際に正直に答える。

・無理に休職の詳細を説明しなくても転職活動を進めることができる。

休職を伝えた方がよいケース

  • 休職期間が長く、職歴の説明が必要
  • 休職理由が転職後の業務に影響する可能性がある
  • 勤務条件に希望がある(残業なし、勤務時間の調整を希望しているなど)

これらの場合、入社後に配慮が必要な状況が続くため、事前に伝えておくことが必須です。隠したまま入社すると、希望する勤務条件で働けなかったり、後から発覚した際に信頼を失ったり、内定取消になったりする可能性があります。

ポイント

・事前に伝えておくことで、入社後のミスマッチを防ぎやすくなる。

・理解と配慮のある職場を選ぶことにもつながる。

転職活動するなら?

キャラクター

休職中の転職活動で聞かれやすい質問と答え方

休職中であることを伝えた場合、面接では休職に関連する質問をされます。聞かれたときに安心して答えられるよう、以下で具体的な答え方を紹介します。

休職理由を聞かれたときの答え方

答え方の例

「残業が続いて体調を崩しましたが、現在は回復しており、医師からも就業可能との診断を受けています。」 「家族の介護が必要になり休職しましたが、現在は介護サービスを利用して体制を整えており、フルタイムでの勤務が可能です」

ポイント

休職理由を環境や条件の問題として説明し、現在は解決していることを伝えることです。

復職ではなく転職を希望している理由を聞かれたときの答え方

答え方の例

「休職中に自分の働き方を見直し、より専門性を高められる環境で働きたいと考えるようになりました。御社の〇〇という取り組みに共感し、ぜひ貢献したいと思っています」 「残業が原因で体調を崩したため、ワークライフバランスを保ちながら長く働ける環境を求めています。御社の勤務体制が自分に合っていると感じました。」

ポイント

ネガティブな理由だけでなく、転職先の魅力や自分の希望を組み合わせて説明すると、前向きな印象を与えられます。

現在の体調・働ける範囲を聞かれたときの答え方

答え方の例

「現在は通院も終了し、日常生活に支障はありません。フルタイムでの勤務も問題なく対応できます」 「体調は回復していますが、医師からは夜勤は控えるよう指導されています。日勤であれば、通常通り勤務できます」

ポイント

体調や働ける範囲について聞かれた場合は、現状を正直に、具体的に伝えましょう。

希望の勤務条件を聞かれたときの答え方

答え方の例

「現在は回復していますが、医師からは長時間の労働は控えるよう指導されています。定時での勤務であれば問題なく働けます。」 「母の介護を理由に休職していましたが、介護の体制が整いました。現在はフルタイムの勤務が可能です。緊急時は事前に調整させていただければと思います。」

ポイント

 曖昧な表現は避け、できること・できないことをはっきり伝えることで、入社後のトラブルを防げます。

自分の希望と理由をセットで伝えると納得してもらいやすくなります。

お探しの求人は?

キャラクター

休職中に転職活動をする際の動き方

休職中の転職活動は、通常の転職活動と大きくは変わりませんが、状況に合わせて進め方を工夫することで、無理なく進められます。

働ける条件の整理をする

まずは、休職の理由や現在の状態を整理しましょう。面接で聞かれたときに落ち着いて答えられるよう、以下の点を確認しておくことが大切です。

整理しておくポイント

1
休職理由 何が原因で休職したのか
2
現在の状況 休職の理由は解決しているか
3
今後の見通し 同じ状況が起きる可能性はあるか
4
転職を選ぶ理由 なぜ復職ではなく転職を選ぶのか

転職先の情報収集をする

自分の状況が整理できたら、希望に合う職場を探します。

まず、どんな条件で働きたいかを考えましょう。勤務時間、通勤時間、残業の有無、勤務形態といった希望条件を明確にすることで、求人を探しやすくなります。

転職サイトや求人サイトを活用すると、 条件を絞って検索し、職場の雰囲気や柔軟な働き方への理解、急な休みへの配慮があるかといった点も確認しやすくなります。

働きたい条件でみるポイント

勤務時間
通勤時間
残業の有無
勤務形態

履歴書を書き、求人に応募する

気になる求人が見つかったら、履歴書や職務経歴書を作成して応募します。

短期間の休職(1〜2か月程度)であれば、履歴書には記載せず、面接で聞かれた際に説明する方法もあります。しかし、3か月以上の休職期間がある場合は記載しておくと、選考がスムーズに進みます。

履歴書に記載する場合は以下のポイントをおさえることをおすすめします。

履歴書に記載する際のポイント

休職期間と簡潔な理由を合わせて記載する
業務への支障があるかどうかを記載する
虚偽を記載するのではなく、ポジティブな内容を記載する
特記事項や職歴の欄に記載する

記載例: 令和〇年〇月  〇〇病院 入職 令和〇年〇月~令和〇年〇月  事情により休職 令和〇年〇月  〇〇病院 在職中

面接対策をして面接を受ける

面接では、休職理由や現在の状態、転職を希望する理由について聞かれることがあります。聞かれたときに落ち着いて答えられるよう、事前に答え方を整理しておきましょう。

面接のポイント3つ

1
休職理由は簡潔に説明する
2
現在は問題なく働ける状態であることを伝える
3
前向きな転職理由であることを伝える
働ける条件の整理
転職先の情報収集
履歴書を書き、求人に応募
面接

休職中の転職活動で内定が出たあとの動き

内定が出たあとは、いくつかの手続きが必要になります。計画的に進めましょう。

上司へ退職の意思を伝える

内定が出たら、まずは現在の職場の上司に退職の意思を伝えます。休職中であっても、退職の手続きは通常と同じです。

伝えるタイミングは、退職希望日の1〜2か月前が一般的です。職場の就業規則を確認し、必要な期間を把握しておきましょう。

退職日と入職日の調整をする

内定が出たら、退職日と転職先への入職日を調整します。 傷病手当金を受給している場合は、入職日が早すぎると受給が終了する可能性があるため、受給期間との兼ね合いも考慮する必要があります。

具体的には、次の点を確認してから入職日を決めると安心です。

現在、傷病手当金を受給しているか
受給がいつまで続く見込みか
入職までに空白期間が必要か
退職日と入職日の間に保険・年金の切り替えが必要か

転職先には、入職日を柔軟に調整できるか相談してみましょう。ある程度の調整に応じてくれる職場が多いですが、受給の扱いは加入している健康保険組合によって異なる場合がります。

入職日が決まる前に、健康保険組合に確認してきましょう

退職の手続きを行う

退職届の提出、貸与品の返却、引き継ぎなど、必要な手続きを進めます。休職中で職場に行きづらい場合は、郵送や上司との個別面談で対応できることもあります。

人事担当者に相談し、スムーズに進められる方法を確認しておきましょう。

転職先の労働条件を確認する

内定後、転職先から労働条件通知書や雇用契約書が送られてきます。 勤務時間、給与、休日、福利厚生などをしっかり確認し、事前に話していた内容と相違がないかチェックしましょう。

不明点は入職前に確認し、解消しておきましょう。

社会保険や年金の手続きを行う

退職後から転職先への入職までに空白期間がある場合は、以下の手続きが必要になります。

項目 手続き内容 期限・タイミング 必要なもの
健康保険 以下のいずれかを選択
① 任意継続(退職した会社の保険を継続)
② 国民健康保険に加入
③ 家族の扶養に入る
退職日の翌日から14日以内 ✓ 健康保険資格喪失証明書
✓ 本人確認書類
✓ 印鑑
年金 国民年金への切り替え 退職日の翌日から14日以内 ✓ 年金手帳または基礎年金番号通知書
✓ 退職日が確認できる書類
✓ 本人確認書類
住民税 1月〜5月退職:最後の給与から一括徴収
6月〜12月退職:自分で納付(普通徴収)
退職時期により異なる ✓ 納付書(市区町村から送付)

健康保険の選択肢の比較

任意継続 扶養家族がいる場合、保険料が変わらないが、全額自己負担になる
国民健康保険 前年の所得が低い場合は保険料が安くなるが、扶養の概念がなく家族分も負担する
家族の扶養 保険料の負担がないが、収入制限がある(年収130万円未満など)

転職先への入職が決まっている場合でも、 空白期間がある場合はこれらの手続きが必要です。入職後は、転職先で社会保険・厚生年金に自動的に切り替わります。

入職の準備を進める

入職日が近づいたら、必要な書類や持ち物を確認し、準備を進めます。仕事で必要なものも用意しておくと安心です。

雇用保険被保険者証
年金手帳
源泉徴収票
マイナンバー関連書類
退職の意思を伝える
退職日と入職日を調整
退職の手続き
転職先の労働条件確認
保険や年金の手続き
入職準備

入職前の準備をスムーズに進めるためには、ヒトトレのコラム記事も参考になります。

中途採用の入社手続き完全ガイド|書類・服装・案内までミスなくスムーズに進める方法

まとめ

休職中でも転職活動は可能です。法律上の制限があるわけではありませんが、就業規則や傷病手当金の扱いなど、休職中ならではの注意点もあります。

転職活動を始める前に、 自分の状況を整理し、休職理由や今後の見通しを明確にしておくことで、面接でも落ち着いて答えられるようになります。

転職活動に不安がある場合は、転職エージェントや転職サイトのサポートを活用するのもおすすめです。専門のアドバイザーに相談しながら、安心して進めていきましょう。

医療キャリアナビでは、休職中でも応募できる求人情報の紹介や、キャリア相談を行っています。「まずは情報収集だけしたい」という方も、気軽に利用してみてください。

キャラクター
医療職に選ばれ続ける
「医療キャリアナビ」の特徴
特徴1.
忙しくてもLINEで好きな時間に相談可能♪
特徴2.
地域特化のため職場の内部情報が豊富!
特徴3.
面接対策や条件交渉など実践的サポートが充実!
※調査方法:アンケート/対象者:サービス利用による内定者288名/集計期間:2025年1月1日~2025年8月31日
\ シェア・拡散していただけると嬉しいです /

転職をご検討中の方へ

医療業界に詳しいキャリアパートナーが無料で転職サポートをさせていただきます!新着・非公開求人の紹介も可能です!