英語力を活かして働ける看護師の就業先はある?おすすめ5選をご紹介!

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英語を使って働きたいと考える看護師は一定数いますが、実際に英語力を活かせる職場はあるのでしょうか?

実は、国内外で英語を使って働ける看護師求人はたくさん存在します!

近年はインバウンドの増加などの影響もあり、医療の現場は多様化しているため、英語はもちろん他言語を活かせる職場が広がっています。

それでは、実際に英語を使って働ける看護師の求人にはどのようなものがあるのか、医療キャリアナビのおすすめ5選をご紹介します!

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看護師が英語を使って働ける職場5選

看護師にとって英語を活かして働くことは、とても魅力的なことであるのと同時に、大きな挑戦かと思います。

ぜひ自分が思う英語を使った働き方ができる職場探しの参考にしてみてください。

国際病院

国際病院は、外国人患者さんの受け入れや多言語対応などの国際的な医療サービスを提供する病院です。

これらの病院は、外国人患者さんや異文化背景を持つ患者さんに対して、言語や文化の壁を乗り越えて質の高い医療を提供することを目指しています。

国際病院で働く場合、英語を使って海外からの患者さんの対応を行うことになります。

また海外の医療スタッフとの連携時にも、英語を活かすことができます。

様々なバックグラウンドを持った人々と働けるので、英語力に加えて、異文化間コミュニケーションのスキルが要求されることも多いです。

クルーズ船(シップナース)

船内で働く看護師、通称シップナースは、乗客および乗組員の健康管理や緊急時の対応を担います。

豪華客船などの大型クルーズ船に乗船するのが一般的で、5,000人ほどの乗客と乗組員に対し、5名前後の看護師が医師とともに対応にあたります。

船内で転倒して怪我をされた方、突発的に脳梗塞を発症された方、持病を持っている方など、その時々に応じて動かなくてはいけません。

豪華な環境の中で働ける反面、限られたリソースの中で速やかな判断が求められるので、英語を使うだけでなく今まで蓄積してきた看護スキルも十分に活かせます。

船が国際線であれば、当然英語を使うシーンが多くなりますし、異国の看護師と連携する場面もあるかもしれません。

空港(検疫官)

空港で働く看護師(検疫官)は、出入国者に対する健康状態のチェックを行い、国内外からの病気の侵入を防ぎ、公衆衛生を守るという重要な役割を担っています。

場合によっては医療面接や追加的な検査を実施したり、疑わしい症状のある乗客に対しては、隔離措置を取る判断も求められます。

検疫官として働くためには、看護師免許の取得に加えて、以下の条件に該当していることが必須です。

● 日本国籍を有している
● 応募時点で医療機関での3年以上の臨床経験がある
● 普通自動車免許を有している

空港検疫官の勤務は、主に大きな国際空港で行われ、勤務形態はシフト制で夜勤が含まれることもあります。

英語を活かす場面が多いだけでなく、公務員としての安定した雇用が見込めるのも検疫官を目指す上で大きなメリットです。

一方で、採用後は全国転勤となるため、必要に応じて国内の他の空港や検疫所へ転勤することになります。

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青年海外協力隊

青年海外協力隊として働く場合、看護師は開発途上国で医療支援活動を行うことになります。

英語を共通言語として用いながら、現地の人々や他の国からのボランティアと協力し、医療の質の向上や健康管理の啓蒙活動などを推進しま す。

自身の英語スキルを活かすだけでなく、多くの場合、現地の言語を新たに学ぶ機会もあるでしょう。

主な業務内容は、開発途上国での保健医療活動や地域保健の推進、母子保健サービスの提供などです。

派遣される国での医療行為は原則禁止されていませんが、派遣される国によって状況が異なるため、要望調査票に記載されている活動内容を確認する必要があります。

青年海外協力隊のことをボランティアだと思っている方は多いですが、正式には日本国際協力機構(JICA)による正規の国際協力プログラムの一環として運営されています。

そのため、現地では大卒の初任給ほどの給料が支給されるのが一般的です。

トラベルクリニック

旅行者が外国でケガや病気に遭遇した際の対応を行うトラベルクリニックでは、国際的な視点からの医療サービスが必要になります。

英語を活用する場面としては、英文の健康診断書の作成や、英語を母国語とする渡航者への健康相談・情報提供などです。

これらの業務を通じて、英語の読み書き能力だけでなく、コミュニケーション能力も駆使されるため、語学力を活かしながら専門性を高めることができます。

様々な国からの旅行者や出張者を対象に診療を行うことになるため、英語の他にも多言語に対応できる可能性もあります。

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準備しておくと良いこと

看護師として英語を使った仕事を目指すなら、事前の準備がとても重要です。

英語のスキルだけでなく、文化的な違いや専門知識への対応力なども求められます。

さらに、海外での求人に応募する場合には、ビザ取得のプロセスや生活環境への適応など、考慮すべき点は多岐にわたります。

ここでは英語を使って働く看護師が最低限準備しておくと良いことについて2つご紹介します。

目的やゴールの明確化

看護師として英語を活かすためには、まず何を達成したいのか、具体的な目的やゴールを明らかにすることが不可欠です。

例えば、「海外での看護実務を経験したい」「国際医療の場に貢献したい」「英語圏の患者さんに対するケアに興味がある」といった目的意識を持つことで、自身がどの方向へ向かうべきかの指針ができます。

また、目標設定をする際には、短期的な目標と長期的な目標を区別し、それぞれに向けた行動計画を用意することが重要です。

英語力の向上だけでなく、国際的な認定資格の取得や文化への理解を深めることも考慮に入れましょう。

「英語を活かして働く」=「入社」がゴールになってしまうケースも多いので、その先の目的やゴールを明確化しておきましょう。

実践で活かせる英語学習

英語を使って看護師として働くためには、単に英語が話せるというだけでなく、実際の看護現場で活かせる専門的な英語力が必要です。

医療現場で使用される専門用語はもちろんのこと、患者さんの病状や治療に関する説明、同僚とのコミュニケーションなど、看護師として求められる英語力は多岐にわたります。

そのため、まずは基本的な日常会話ができるレベルを目指す必要があります。

働きながら英語を学んでいく方法を選択する看護師もいますが、文法の理解や基本的な日常会話のフレーズを覚えておくことは、現地での英語習得の早さに直結するためやっておいて損はないでしょう。

まとめ

看護師が英語を使って働ける職場には、国際病院、クルーズ船、空港、青年海外協力隊、トラベルクリニックなど様々な選択肢があります。

求人を探していてもなかなか見つからない方は、まずは上記のホームページなどで募集がないか確認してみるのをおすすめします。

入社できたことに満足したり、そこで燃え尽きてしまわないように、実際に採用されて働き始めた後の目的やゴールを設定しておくと、より良いキャリアが築けるはずです。

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