認知症研修認定薬剤師を取得するメリット|薬局で担う役割と取得要件・更新条件

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「最近、同じことを何度も聞かれる」「薬が余っているのに本人は飲んでいると言う」。高齢の患者さんが多い薬局では、こうした場面に毎日のように出会います。

認知症研修認定薬剤師は、そうした変化に気づき、家族やかかりつけ医につなぐための知識を体系的に学べる、日本薬局学会の認定制度です。

この記事では、認知症研修認定薬剤師を取得するメリットと、取得後に薬局で担う役割、申請要件・費用・更新条件を、学会の公式情報(2026年10月19日確認)をもとに紹介します。

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    認知症研修認定薬剤師を取得するメリット

    高齢の患者さんに薬を紹介する女性の薬剤師

    認知症研修認定薬剤師は、一般社団法人日本薬局学会が2015年7月に始めた認定制度です。 認知症の人や家族に、薬学的な視点から助言・対応できる薬剤師を育てることを目的としています。

    認知症が疑われる人に早期に気づける

    認知症の初期は、本人も家族も「年のせいかな」と考えがちで、受診につながるまでに時間がかかることがあります。 薬局は、受診のたびに同じ患者さんと顔を合わせる場所です。認知症の症状や経過を学んでおくと、前回との小さな違いに気づけるようになります。

    ただし、認知症かどうかを診断するのは医師です。 薬剤師ができるのは「気づき」と「つなぐこと」で、気になる様子を家族やかかりつけ医に伝えるところまでが役割です。

    服薬支援の方法を具体的に提案できる

    認知機能が低下すると、飲み忘れや飲み過ぎ、残薬の増加が起こりやすくなります。 研修では認知症の薬物療法やBPSD(行動・心理症状)への対応、高齢者の薬物療法の指針などを学ぶため、「一包化」「服用回数を減らす提案」「服薬カレンダー」など、患者さんの生活に合わせた支援策を根拠をもって選べるようになります。

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    ケアマネジャーや介護職に説明しやすくなる

    認知症の人の服薬は、家族だけでなく、ケアマネジャーやヘルパー、デイサービスの職員が支えていることが多いです。 認知症の種類ごとの特徴や薬の副作用を説明できると、「夕方に落ち着かなくなるのは薬の影響かもしれない」といった情報を、介護職にも伝わる言葉で共有できます。

    報酬上の扱いも確認しておきましょう。 令和8年度改定の調剤報酬点数表には、認知症研修認定薬剤師の取得を算定要件とする項目はありません。 評価されるのは資格そのものではなく、ケアマネジャーや医療機関への文書による情報提供、服薬管理の支援といった実際の業務です。

    認知症の人の支援に関わる主な調剤報酬(令和8年度改定)
    項目点数評価される業務認定の取得
    服薬情報等提供料2(ハ)20点ケアマネジャーへ服薬状況などを文書で提供(月1回まで)要件外
    服薬情報等提供料2(イ)20点医療機関へ服薬状況などを文書で提供(月1回まで)要件外
    外来服薬支援料1185点自分での服薬管理が難しい患者さんの服薬管理を、処方医の了解を得て支援(月1回まで)要件外
    ※患者さんや家族の同意など、各項目の算定条件を満たした場合

    薬局が地域連携に取り組む根拠になる

    認定薬剤師がいると、薬局として「認知症の相談を受けられる」と地域包括支援センターや居宅介護支援事業所に伝えやすくなります。 国の方針も、薬局・薬剤師の関わりを後押ししています。 2024年1月に施行された認知症基本法に基づく「認知症施策推進基本計画」(2024年12月閣議決定、計画期間は2029年度まで)では、ポリファーマシー対策のため、かかりつけ薬剤師としての役割を発揮できる薬剤師の配置を促進するとしています。

    学会サイトでは認定者の所在地一覧も公開されていて、地域の専門職や家族が相談先を探すときの手がかりになります。 認知症に関わる取り組みを、勤務先の薬局の体制づくりや、転職時のアピール材料として示しやすい点もメリットです。

    e-ラーニング中心で働きながら取得しやすい

    領域によっては、特定の施設での実地研修や学会発表を申請要件にする認定もあります。 認知症研修認定薬剤師は、学習の中心が自宅で受講できるe-ラーニングで、ワークショップも2026年度の予定はオンライン開催です。 介入事例も、薬局の窓口や在宅訪問で関わった患者さんの事例で作成できるため、薬局勤務のまま取得を目指せます。

    認定に必要な研修時間の内訳(目安)
    e-ラーニング 20単位
    約30時間
    1講座30分から、自宅や休憩時間に分けて受講できる
    ワークショップ 6単位
    約9時間
    基礎編・応用編の2回。各回は日曜午前の半日
    ※90分=1単位で換算。確認試験の時間を含む

    薬局で働きながら目指せるのはうれしいね!

    参考:厚生労働省「認知症施策推進基本計画」 / 厚生労働省「調剤点数表(令和8年度診療報酬改定)」

    取得後に担う役割

    高齢の患者さんに薬の説明をする女性の薬剤師

    認知症研修認定薬剤師の役割は、カウンター越しの「気づき」から始まり、家族への助言、かかりつけ医への情報提供までがひと続きです。

    国の認知症施策推進大綱(2019年)でも、薬局は服薬指導の場で認知症の疑いがある人に早期に気づき、かかりつけ医等と連携して対応することが期待されています。

    カウンターから地域につなぐまで
    1
    気づく
    受付・投薬時
    会話や持ち物の変化を前回と比べる
    2
    確かめる
    薬歴・残薬
    服薬の実態を数字で把握する
    3
    支える
    家族・介護者
    見守り方や相談先を伝える
    4
    つなぐ
    かかりつけ医
    同意を得て文書で情報を届ける

    来局時の様子からの気づき

    気づきのきっかけは、処方内容よりも来局時の様子にあることが多いです。 受付から会計までの数分間に、会話のかみ合い方や持ち物、身なりなどを前回と比べてみましょう。

    来局時に見ておきたい変化の例
    会話
    同じ質問を短時間に何度もする
    前回説明した内容を覚えていない
    手続き
    お薬手帳や保険証を続けて忘れる
    会計で小銭を出せず紙幣ばかり使う
    身なり・予定
    季節に合わない服装で来局する
    来局する日や時間を間違える

    変化に気づいても、その場で「認知症かもしれません」と本人に伝える必要はありません。 薬歴に客観的な事実として残し、次回以降も同じ変化が続くかを確認するのが基本です。

    残薬と服薬状況の確認

    残薬は、服薬管理が難しくなっているかを知る手がかりです。 「余っている薬はありますか?」と聞くだけでは、本人が把握できていないこともあるため、可能であれば家にある薬を持ってきてもらい、実物で日数と処方の差を確認すると状況がつかみやすくなります。

    • 特定の時間帯(昼や寝る前)の薬だけが大量に余っている
    • 頓服薬の減りが極端に早い
    • 同じ薬を別の医療機関からも処方されている

    こうした傾向があれば、一包化や服用時点の整理、服薬支援の道具を提案するきっかけになります。

    家族や介護者への助言

    家族は「どう声をかければいいか分からない」「受診を勧めても本人が嫌がる」といった悩みを抱えていることがあります。 薬剤師は、服薬の見守り方や薬の副作用の見分け方を具体的に伝えられる立場です。

    受診の相談先に迷う家族には、地域包括支援センターを案内すると、介護サービスや認知症の相談窓口につないでもらえます。

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    かかりつけ医への情報提供

    気づいた変化や残薬の状況は、本人や家族の同意を得たうえで、文書でかかりつけ医に伝えます(トレーシングレポート)。

    医師は診察室では見えにくい生活の様子を知ることができ、処方の見直しや専門医への紹介を判断する材料になります。

    服薬情報提供書に書く項目の例
    あて先:かかりつけ医
    同意の確認
    本人・家族のどちらから同意を得たか
    気づいた変化
    いつ頃から、どの場面で、どんな様子か(事実のみ)
    服薬・残薬の状況
    薬ごとの残数、飲み忘れが多い時間帯
    生活と介護の状況
    同居家族の有無、介護サービスの利用状況
    薬剤師からの提案
    一包化、服用回数の整理など検討してほしい点

    診断は医師、気づいてつなぐのが薬剤師の役目だね

    都道府県・指定都市が実施主体となる国の「薬剤師認知症対応力向上研修」も、薬剤師が認知症の疑いがある人に早期に気づき、かかりつけ医等と連携して対応することを目的にしています。

    認知症研修認定薬剤師は、この役割をより深く、継続的に担うための学会認定といえます。

    参考:認知症施策推進関係閣僚会議「認知症施策推進大綱」 / 厚生労働省「歯科医師・薬剤師の認知症対応力向上研修(概要)」

    認定を受けるための要件

    チェックリストと書かれた紙とペン

    認知症研修認定薬剤師の申請要件は、日本薬局学会の「認知症研修認定薬剤師制度規程」で定められています。 研修の単位だけでなく、学会の正会員であることや、研修認定薬剤師(薬剤師認定制度認証機構などが認めたもの)を取得していること、職場長(薬局長・薬剤部長など)の同意も必要です(2026年10月19日確認)。

    申請に必要な条件(規程第6条)
    資格・所属5項目
    • 日本の薬剤師免許
    • 日本薬局学会の正会員
    • 実務経験3年以上
    • 研修認定薬剤師の取得
    • 職場長の同意
    学習3項目
    • 指定e-ラーニング20単位以上
    • ワークショップ6単位
    • 認知症サポーター
    実践・試験2項目
    • 介入事例1〜3例の提出
    • 認定試験の合格
    申請の期限
    e-ラーニング・ワークショップの単位取得を始めてから4年以内に申請

    実務経験と学会の会員であること

    申請には、薬剤師としての実務経験が3年以上必要です。 あわせて、日本薬局学会の正会員(個人)であることが求められ、年会費は5,500円です。

    学会の正会員は、認定試験を受ける時点では必須ではなく、認定申請の時点で会員証を提出します。 認定を受けたあとに退会すると、その時点で認定も無効になるため、会員資格は継続しておきましょう。

    指定e-ラーニングの単位

    e-ラーニングは、特定非営利活動法人医療教育研究所(IME)の「メディカルナレッジ」で受講します。 日本薬局学会が指定する認知症領域の講座から、20単位以上を取得する必要があります。

    指定講座は2026年2月2日から一部が入れ替わり、現在は指定60講座が対象です。 以前から受講している人も、新しい指定講座が受験資格や学科試験の範囲の対象になるため、受講前に学会サイトで最新の一覧を確認しましょう。

    ワークショップの受講

    ワークショップは、基礎編と応用編の両方を受講し、計6単位を取得することが条件です。 グループワークで認知症の人への対応を検討する形式で、遅刻・早退をすると修了扱いになりません。 受講料は90分1単位あたり正会員2,000円、正会員以外3,000円(いずれも税込)です。

    定員に達すると早めに締め切られることがあるため、受講を決めたら学会サイトの年間スケジュールで申込期限を確認しておきましょう。

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    認知症サポーターの取得

    認知症サポーターは、自治体や職場などで開かれる「認知症サポーター養成講座」を受講した人のことで、薬剤師の認定制度とは別の仕組みです。 認知症研修認定薬剤師では、サポーターになっていることが申請要件の一つになっています。

    養成講座は、住まいや勤務先の市区町村の窓口に問い合わせると受講方法を案内してもらえます。 すでに受講済みの人も、申請書に受講した都道府県を書く欄があるため、受講した時期と場所を控えておくと安心です。

    介入事例の提出

    認知症の人への介入事例を、学会が定める書式で1例以上3例まで提出します。 提出した事例は委員が査読し、内容によっては修正・再提出を求められます。

    症例ってどんな場面を書けばいいの?

    服薬状況の変化に気づいて医師に情報提供した事例や、家族と相談して服薬方法を変えた事例など、薬剤師が関わったことで何が変わったかを示せる事例が向いています。 学会は症例報告の書き方セミナーも開いているため、初めて書く人は受講を検討してみましょう。

    参考:日本薬局学会「認知症研修認定薬剤師制度規程」 / 日本薬局学会「入会案内」

    取得までの流れと更新

    研修会でメモを取る薬剤師たち

    認定までの流れは、「入会」「e-ラーニングとワークショップ」「介入事例の作成」「認定試験」「認定申請」の順です。 e-ラーニングとワークショップの単位は、単位の取得を始めてから4年以内に申請すれば有効なので、自分のペースで進められます。

    新規取得までの費用(正会員の場合・税込)
    学会年会費申請時点で正会員が必要5,500円/年
    ワークショップ 6単位正会員以外は18,000円12,000円
    認定試験 受験料11,000円
    認定申請料11,000円
    e-ラーニング受講料メディカルナレッジ(IME)の規定による別途
    合計(e-ラーニング・研修認定薬剤師の費用を除く)39,500円
    ※2026年10月19日時点。年会費は1年分で計算

    学会への入会

    入会手続きは日本薬局学会のホームページからできます。 認定申請までに入会していればよいため、e-ラーニングから始めて、申請が近づいてから入会する進め方もあります。

    ただし、ワークショップの受講料は正会員のほうが安く設定されているため、ワークショップを受ける前に入会しておくと費用を抑えられます。

    e-ラーニングの受講

    e-ラーニングは30分の講座1コマで0.33単位、90分(3コマ)で1単位の計算で、確認試験も単位に含まれます。 空き時間に少しずつ進められる一方で、学科試験の範囲はこの指定講座が中心です。

    受講した講座は、メディカルナレッジの画面から受講履歴(証明書)を印刷し、認定試験の申込みに添付します。

    介入事例の作成

    ワークショップを受けながら、日々の業務で関わった患者さんの事例をまとめていきます。 症例報告書の受付期間は年に一度と短いため、受付が始まる前に下書きを終えておくのがおすすめです。

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    認定試験と申請

    認定試験は年1回で、e-ラーニングの内容などを問う学科試験と、面接試験があります。 症例報告の査読を通過した人が受験を申し込める流れで、2026年度の学科試験はオンライン、面接試験は会場とオンラインのハイブリッドで実施されました。

    1. 症例報告書を提出し、査読の最終通知を受け取る
    2. 受験料を振り込み、受講証明書や修了証の写しを添えて試験を申し込む
    3. 学科試験に合格したら面接試験を受ける
    4. 合格認定証の有効期限内に、研修認定薬剤師の証明書などを添えて認定を申請する

    申請後、認定証書・認定バッジ・ステッカーが届くまで1〜2か月ほどかかります。 学会が公開している認定者所在地一覧(2026年7月1日現在)に掲載されているのは141名で、認定者はまだ多くありません。

    認定期間と更新の要件

    認定期間は3年間で、3年ごとに更新が必要です。 更新には、3年間で所定の更新プログラムを合計10単位以上、しかも毎年1単位以上取得しなければなりません。

    3年間で取得する更新単位
    合計10単位以上
    介入事例 1単位
    症例報告書を1例以上提出
    活動への参画 3単位
    学会発表、WSファシリテーター、地域活動、対応力向上研修の伝達講習会から
    研修会への参加 6単位以上
    認知症関連の学会・研修会。老年期認知症研究会に1回以上参加
    毎年1単位以上 正会員を継続 更新料 11,000円(税込)

    更新申請は、認定期間の期限の前後1か月が受付期間です。 妊娠・出産・育児、病気療養、家族の介護、海外赴任で単位を取得できなかった場合は、原則1年の期間延長を申請できますが、転居や業務多忙、転職は延長の理由として認められていません。

    更新まで見据えて計画しておくと安心だね

    認定薬剤師の更新全般で単位が足りないときの考え方は、以下の記事で紹介しています。

    参考:日本薬局学会「認知症研修認定薬剤師制度実施要項」 / 日本薬局学会「認知症研修認定薬剤師制度 認定者所在地」

    ほかの認知症関連の資格との違い

    研修でペンを持ちメモを取る薬剤師

    「認知症」や「研修認定」が名前に入る資格・研修は複数あり、運営する団体も目的も異なります。 特に、研修認定薬剤師は認知症研修認定薬剤師の申請要件でもあるため、混同しないようにしましょう。

    名前が似ている3つの制度
    認知症研修認定薬剤師研修認定薬剤師認知症サポート薬剤師
    運営団体日本薬局学会日本薬剤師研修センターなど東京都薬剤師会(生涯学習委員会)
    学ぶ分野認知症分野を問わない認知症の基礎
    取得の方法e-ラーニング・WS・介入事例・試験研修を受けて単位を積むe-ラーニング講座を受講
    試験学科・面接ありなし案内なし
    更新3年ごと3年ごと案内なし

    研修認定薬剤師との違い

    研修認定薬剤師は、特定の領域に限らず、薬剤師が生涯研修を続けていることを認定する制度です。 日本薬剤師研修センターの場合、新規は4年以内に40単位以上(毎年5単位以上)、更新は3年ごとに30単位以上(各年5単位以上)の取得が条件です。

    一方、認知症研修認定薬剤師は、研修認定薬剤師を土台にして、認知症領域の知識と実践を上乗せで認定する位置づけです。 認知症研修認定薬剤師のワークショップには、日本薬剤師研修センターの研修認定単位の交付が申請されている回もあり、受講が研修認定薬剤師の単位づくりにもつながる場合があります。

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    認定薬剤師と専門薬剤師の違いや、認定制度全体の仕組みは以下の記事で紹介しています。

    認知症サポート薬剤師との違い

    「認知症サポート薬剤師」は、公益社団法人東京都薬剤師会の生涯学習委員会が、「認知症サポート薬剤師を目指す」e-ラーニング講座として公開しているものです。 認知症の基礎知識から薬剤管理指導、本人・家族の思いの理解、地域資源までを7つの講座(各約30分)で学べ、どなたでもアクセスできます。

    名前は似ていても、運営する団体がまったく違うんだね

    日本薬局学会の認知症研修認定薬剤師とは運営団体が異なり、東京都薬剤師会のページでは、認定試験や更新の仕組みは案内されていません。 まず基礎を学びたい段階ならこの講座、知識を証明できる形で残したいなら認知症研修認定薬剤師、という使い分けもできます。

    参考:日本薬剤師研修センター「研修認定薬剤師になるには」 / 東京都薬剤師会「認知症サポート薬剤師を目指して」

    まとめ

    認知症研修認定薬剤師は、薬局の窓口で認知症の人や家族と向き合うための知識を、働きながら体系的に身につけられる日本薬局学会の認定です。 診断は医師の役割であり、薬剤師に求められるのは、変化に気づき、家族やかかりつけ医につなぐことです。

    この記事のポイント


    • 来局時の変化や残薬から気づき、医師へ文書でつなぐ
    • 申請には実務3年以上と研修認定薬剤師の取得が必要
    • e-ラーニング20単位とワークショップ6単位が研修の柱
    • 認定期間は3年で、更新には3年間で10単位以上が必要
    • 調剤報酬で評価されるのは資格でなく実際の業務

    まずは学会サイトで最新の指定講座とワークショップの日程を確認し、e-ラーニングから始めてみましょう。 認知症の患者さんへの関わりや在宅業務に力を入れている薬局で働きたい場合は、転職エージェントに相談すると、取得支援の有無も含めて職場を比べられます。

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