薬剤師の法的責任に関する記述として正しいのはどれか? イメージ

薬剤師の法的責任に関する記述として正しいのはどれか?

  • 1. 業務上知った秘密を正当な理由なく漏らすと秘密漏示罪に問われ得る
  • 2. 医療行為に関する損害賠償には消滅時効が一切ない
  • 3. 疑義照会を怠った薬剤師は必ず製造物責任を負う
  • 4. 薬剤師の守秘義務は退職と同時に消滅する
正解は1

薬剤師は薬剤師法で守秘義務を負い、刑法第134条では医師・薬剤師・助産師などが業務上知った人の秘密を正当な理由なく漏らした場合に秘密漏示罪として処罰されると定められています。患者の病名や服薬内容は典型的な「業務上知った秘密」であり、家族や第三者への安易な開示も違法となり得ます。

損害賠償請求権には消滅時効があります(民法上、人の生命・身体の侵害による場合は損害と加害者を知った時から5年など)。「一切ない」は誤りです。

製造物責任(PL法)の責任主体は製造業者等であり、疑義照会を怠った薬剤師が問われるのは民事上の過失責任や業務上過失傷害などです。製造物責任を必ず負うわけではありません。

守秘義務は退職・資格喪失後も継続します。在職中に限られるものではありません。

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