看護師の転職面接時のベストな服装とは?年代や職場に合わせた身だしなみをご紹介

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転職活動をしている中、いざ面接となると「何を着ればいいの?」「スーツはかしこまりすぎなのではないか?」と服装に悩む看護師の方もいらっしゃるかと思います。

第一印象という言葉がありますが、第一印象は数秒で決まってしまい、その印象は長く記憶に残り、変更が難しいとされています。

この第一印象に大きく影響するのが、身だしなみと服装です。

こちらの記事では、転職の面接時に好印象を抱かせる身だしなみと服装を、年代や職場に合わせて解説していきます。

転職面接時の服装 年代別ポイント

20代前半~半ば

この年代に当てはまる方は、場所を問わずリクルートスーツを着用しても問題ありません。

フレッシュさときっちりした印象を与えられます。アクセサリーは外していくほうが無難です。

20代後半~30代以上

20代後半~の年代の方は、リクルートスーツは適さない場合が多いです。

この年代の方がリクルートスーツを着用すると、不安感や未熟な印象を与えてしまう懸念があります。

フォーマルなスーツやセットアップを選択しましょう。

職場によっては小ぶりなアクセサリーを身に着けてもいいでしょう。

看護師の転職面接時の服装

30代~50代の方は、持っているスーツやセットアップのサイズが体に合っているか確認しましょう。

年齢を重ねていくと体形の変化が出てきます。サイズが合っていないと、だらしなく見えたり、清潔感が欠けて見えてしまいます。

転職面接時の服装 職場別ポイント

総合病院

大規模な医療機関に面接に行く際は、フォーマルなスーツが一般的です。

色もグレーやネイビーなどのダークカラーを選択し、きちんとしたプロフェッショナルな印象を与えられる服装が良いでしょう。

ブラウスは襟付きのもの、またはベージュや白、ネイビーのデザイン性のないブラウスを選ぶと良いでしょう。

アクセサリーも基本的には着用せず、バッグや靴もロゴの少ないシンプルなものを選びましょう。

クリニック

こちらは総合病院ほど堅苦しくないセミフォーマルな服装を意識すると良いでしょう。

具体的には、スーツではないジャケットとパンツやスカートのセットアップや、ワンピースにジャケットを羽織るなどです。

親しみやすさを感じるオフィスカジュアルのような服装でもいいでしょう。

ただし、カジュアル過ぎてもNGです。

アクセサリーもシンプルで小ぶりなものは着用してもいいでしょう。

訪問看護や介護施設

清潔感と快活なイメージを与えられるような服装が適しています。

オフィスカジュアルのパンツスタイルがおすすめです。

靴はヒールが低めのパンプスや、場所によっては白や黒のシンプルなスニーカーを選択してもいいでしょう。

共通してNGなポイント

  • 派手な色・柄:色物を合わせる場合はパステルカラーや彩度の低いカラーにする
  • カジュアルすぎる服装:Tシャツ、ジーパンはNG
  • 露出の多い服装:スカートは膝が隠れる丈にする
  • 体型にフィットしていない服装:きつすぎる、オーバーすぎるサイズは避ける

服装以外の身だしなみのOK例

  • 髪型:清潔感のあるまとめ髪
  • メイク:ナチュラルメイク、ノーメイクはNG
  • アクセサリー:控えめで品のあるもの
  • 靴:派手な色でない、ヒールが高すぎない
  • バッグ:ロゴなどの主張が少なく華美でないもの、リュックは避ける、A4サイズの用紙が入るもの
  • インナー:透けないもの
  • 香水・フレグランス:さりげなく香る程度、もしくはつけない

現役の看護師面接担当者が見ているポイント

面接官は服装から何を見ているのか、それは清潔感とTPO(時、場所、場合)にあった身だしなみを整えられているかということです。

清潔感は最も重要な要素です。

清潔感があることで、患者様や同僚に安心感を与えられる印象があり、プロとしての信頼度や自己管理能力を感じさせます。

特に医療の現場では、衛生的な観点を守って働けるかどうかの判断材料にもなっています。

清潔感を感じさせるポイント

・髪の毛がまとめられて顔にかかっていない

・爪が適切な長さに整えられている

・服にシワやほつれ、シミ、ボタンの外れがない

・過度な香水は避け、口臭や体臭に気を配っている

・メイクが派手ではない

・姿勢が正しい

TPOに合わせた服装であるかどうかも見られています。

病院の特性や規模に合わせた服装選びは、環境適応能力の高さを表します。

好印象を抱いてもらうためにも、適切な身だしなみが重要です。

TPOに合わせた服装であるかは、病院の雰囲気に馴染めるかどうか、人や場に合わせられる感性を持ち合わせているかを感じることができます。

TPOに合わせた服装の例は上記年齢別、職場別のまとめを参照ください。

迷ったらスーツを着用する

中には面接時の服装自由とする職場も見られます。

その場合もカジュアルすぎる服装は避け、迷ったらジャケットとパンツのセットアップかスーツを選ぶと良いでしょう。

高いものでなくても、上下を揃えたフォーマル~セミフォーマルのセットを用意しましょう。

きちんと整えられている服装からは、勤勉さやマナーやルールを順守する姿勢が伺えます。

職場の一員として採用する際に、前述の印象はとても重要です。

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