これって転職失敗?看護師に聞いたリアルな転職実態例
看護師で転職活動を考えている方にとって転職後、思っていた就職先ではなかったと思う方も中にはいらっしゃるかもしれません。
転職後の「失敗」は避けて通りたいところですが、思っていた職場ではなかったため再度転職をするという人もいます。
今日は、何名かの体験談をもとに実際にあった転職後の失敗実例を聞いていきたいと思います。
転職後に後悔しないためにも、ぜひ一読をおすすめいたします。
転職の失敗事例
① 勤務時間が思っていたのと違った
Aさんは、勤務時間が整った病院に転職することを期待していました。
しかし、実際に働き始めると、募集内容とは大きく異なる勤務時間の実態に直面しました。
「面接時には『週に1回の夜勤がある』と説明を受けていました。しかし、実際には週に3回の夜勤が求められ、体力的に厳しい状況に陥りました。さらに、急なシフト変更が頻繁にあり、プライベートの時間が全く取れなくなりました。」
このように、勤務時間に関するトラブルは、看護師の生活に大きな影響を与えます。急なシフトによって体調管理も変わってきますので仕事に大きな影響を与えてしまいそうです。
② 給与が大幅に下がった
Bさんは、前職よりも給与が上がることを期待して転職しましたが、実際には給与が大幅に下がってしまいました。
「求人票には『高待遇』と書かれていたので期待していました。しかし、実際の給与明細を見て驚きました。基本給は前職よりも低く、手当もほとんどつかず、結果的に前よりも手取りが大幅に減ってしまいました。これでは生活が苦しく、家族にも負担をかけることになりました。」
給与面のギャップは、転職後の生活に直接的な影響を及ぼします。
給与の内訳に関しては必須で抑えていた方が良い内容となりますので、もし心配な方がいれば事業所に直接聞く、もしくはエージェントなどを活用して確認漏れが内容にした方が良いと思います。
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③ ハラスメントやいじめを受けた
Cさんは、新しい職場で人間関係が良好であることを期待していましたが、実際にはハラスメントやいじめを受けてしまいました。
「新しい職場に入ってからすぐに、先輩看護師からの冷たい態度や嫌がらせを受けるようになりました。最初は仕事のミスを指摘される程度でしたが、次第に無視されたり、過剰な業務を押し付けられたりしました。これに耐えきれず、精神的に追い詰められてしまいました。」
職場の人間関係の問題は、精神的な健康に大きな影響を与えるため、非常に深刻です。
ましてや、Cさんのいる職場が本当であれば事業所として問題です。すぐに転職を考えた方がよいでしょう。
一方で、仕事がすぐに覚えられない、環境に慣れないなどいった理由での転職は一時的なものなのでもう少し頑張ってみたら環境も大きく変わると思います。
焦らずに、自分の状況や職場の環境をじっくりと見極めることが大切です。