病床の種類|5つの区分の違いと特徴

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病床とは、患者が入院して治療や療養を受けるためのベッド(入院用のベッド)のことを指します。医療法では、病院や有床診療所が備える病床を、患者の状態や提供する医療の内容に応じて5つの種類に区分するよう定めています。

病床の種類は、病院がどのような患者を受け入れ、どのような医療を提供するかを表す基本的な枠組みといえます。

5つの区分とそれぞれの特徴

医療法では、病床を次の5つの種類に区分しています。

病床の種類概要
療養病床長期にわたる療養を必要とする患者のための病床
精神病床精神疾患を有する患者のための病床
感染症病床法律で定められた感染症の患者のための病床
結核病床結核の患者のための病床
一般病床他の4区分に当てはまらない、急性期医療の中心となる病床

療養病床

主として長期にわたり療養を必要とする患者を対象とする病床です。慢性期の患者や、回復期でリハビリを続ける患者などが入院します。看護職員に加えて看護補助者の配置基準が定められている点が特徴で、医療と生活の両面を支える役割を担います。

精神病床

精神疾患を有する患者が入院するための病床です。精神科病院や、一般病院の精神科病棟で治療やケアが行われます。患者の状態に応じて長期的な支援が必要となる場合もあり、大学病院など一部の医療機関では看護職員の配置がより手厚く定められています。

感染症病床

感染症法に定める一類感染症・二類感染症、新型インフルエンザ等感染症、指定感染症、新感染症の患者を入院させるための病床です。都道府県知事が指定する感染症指定医療機関に設けられ、隔離や専門的な治療を行います。設置数は限られているのが特徴です。

結核病床

結核の患者を入院させるための病床です。空気感染を防ぐための設備や体制など、結核の治療に必要な専用の環境が求められます。結核病棟や、結核病床を備えた医療機関で治療が行われます。

一般病床

精神病床・感染症病床・結核病床・療養病床のいずれにも該当しない病床で、急性期医療の中心を担います。手術や検査、救急対応など、幅広い疾患の治療を行うのが特徴です。在院日数は比較的短い傾向にあり、多くの一般病院で中心的な役割を果たしています。

印刷して活用しよう

5つの病床区分の特徴を1枚にまとめた早見表です。違いをひと目で確認できます。印刷用のPDFは、フォームからダウンロードしてご利用いただけます。

病床の種類

病床の種類

医療法が定める5つの病床区分(一般・療養・精神・感染症・結核)の特徴を1枚にまとめた早見表です。

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