ローレル指数|計算式・月齢別基準値・判定区分の一覧

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ローレル指数とは

ローレル指数(Rohrer index)は、学童期から思春期にあたる6〜17歳の体格を数値化して評価する体格指数です。

身長と体重という測定しやすい2つの値だけで算出できるため、学校健診や小児科外来、保健指導の場面で広く使われています。

乳幼児に用いるカウプ指数、成人に用いるBMIと並ぶ体格指数の一つで、学童期に特化して使う点が特徴です。標準とされる範囲の中心はおおむね130前後で、判定区分自体に男女差は設けられていません。

ローレル指数の計算式

ローレル指数 = 体重(kg) ÷ 身長(cm)³ × 10⁷
例:体重30kg・身長130cmの場合 → 30 ÷ (130×130×130) × 10,000,000 = 136.5
※ m(メートル)で計算する場合:体重(kg) ÷ 身長(m)³ × 10
  1. 身長と体重を正確に測定する(身長はcm、体重はkg)
  2. 身長を3乗する(例:140cm → 140×140×140 = 2,744,000)
  3. 体重を身長の3乗で割る(例:35 ÷ 2,744,000 = 0.00001276)
  4. 10⁷(1,000万)を掛ける(例:0.00001276 × 10,000,000 ≒ 127.6)
  5. 算出した数値を判定区分にあてはめる(例:127.6 → 標準)
ポイント

カウプ指数は「体重g÷身長cm²×10」、ローレル指数は「体重kg÷身長cm³×10⁷」と単位と指数が異なります。特に身長の指数(2乗か3乗か)と単位(gかkgか)を混在させるとまったく異なる値になるため注意が必要です。

ローレル指数の判定区分

ローレル指数判定目安
100未満やせすぎ栄養状態・食事内容の確認が必要
100〜115未満やせ気味成長曲線と照らし合わせて経過観察
115〜145未満標準標準の中心は130程度
145〜160未満太り気味食事・生活習慣・運動習慣の確認
160以上太りすぎ小児科への相談を検討
注意

学童期は成長過程にあるため、年齢・性別によってローレル指数の平均値が異なります。男子は13歳頃から、女子は12歳頃から指数が上昇する傾向があります。単一の測定値だけでなく継続的な経過とあわせて評価することが大切です。

なお、区分の境界値は文献によって数値に微差があります。実務では、所属する学校や施設で採用している基準を確認したうえで使用してください。

カウプ指数・BMIとの使い分け

項目カウプ指数ローレル指数BMI
対象年齢生後3か月〜5歳6〜17歳(学童期・思春期)成人(18歳以上)
計算式体重(g)÷身長(cm)²×10体重(kg)÷身長(cm)³×10⁷体重(kg)÷身長(m)²
標準の目安15〜19(月齢別に異なる)115〜145(中心は130)18.5〜25未満

3つの指数は計算式も単位も異なります。

同じ「体格指数」でも数値の意味がまったく違うため、対象年齢を確認してから適切な指数を選ぶことが重要です。

基準値から外れたときの確認ポイント

  • 成長曲線(学校保健統計の身長・体重曲線)に照らし合わせて経過を確認する
  • 食事内容・偏食・欠食の有無を確認する
  • 身体活動量・運動習慣を確認する
  • 継続的な身体測定で経過を追う(単回の測定だけで判断しない)
  • 基準値から大きく外れる・急激な変化がある場合は小児科への相談を促す

とくに成長曲線との照らし合わせは重要です。

身長・体重がこれまでの成長曲線に沿って伸びているかを確認することで、一時的な変動なのか、継続的な注意が必要な状態なのかを判断しやすくなります。

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ローレル指数

ローレル指数

ローレル指数の計算式と判定区分、カウプ指数・BMIとの使い分けを1枚にまとめた資料です。学童期の体格評価の確認用にご活用ください。

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