経験12年・年収500万円の看護師が支払う所得税の税率に関する説明として、正しいのはどれか? イメージ

経験12年・年収500万円の看護師が支払う所得税の税率に関する説明として、正しいのはどれか?

  • 1. 所得税は一律10%で、年収によらず同じ税率が適用される
  • 2. 所得税は住民税と合算されており、個別の税率は存在しない
  • 3. 所得税は収入が増えるほど税率が下がる逆進課税であり、年収500万の場合20%である
  • 4. 所得税は課税所得に応じて段階的に税率が高くなる累進課税である
正解は4

日本の所得税は、「課税所得額」に応じて段階的に税率が上がる累進課税制度を採用しています。

つまり、所得が高い人ほど高い税率が適用される仕組みです。

ただし、すべての所得に一律で高い税率がかかるわけではなく、所得が高くなるごとに一定の範囲にだけ段階的に高い税率が適用されます。

所得税の速算表(2025年版)
課税所得金額 税率 控除額
〜194万9,000円 5% 0円
〜329万9,000円 10% 9万7,500円
〜694万9,000円 20% 42万7,500円
〜899万9,000円 23% 63万6,000円
〜1,799万9,000円 33% 153万6,000円
〜3,999万9,000円 40% 279万6,000円
4,000万円〜 45% 479万6,000円

※課税所得=年収-各種控除(基礎控除・扶養控除・社会保険料など)
※令和7年6月時点での所得税率

年収500万円の場合、給与所得控除や基礎控除、社会保険料などを差し引いた課税所得はおよそ200万円となります。

課税所得を200万とすると、税率は10%で控除額が9万7,500円となるため、所得税は「200万円×10%-9万7,500円=10万2,500円」となります。

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