訪問看護における保険制度の適用について、正しい説明はどれか? イメージ

訪問看護における保険制度の適用について、正しい説明はどれか?

  • 1. 40歳以上の要介護者は必ず介護保険が優先される
  • 2. 末期がん患者は医療保険が優先される
  • 3. 介護保険と医療保険は同時に適用できる
  • 4. 20歳未満の障がい児は介護保険が適用される
正解は2

40歳以上65歳未満の第2号被保険者および65歳以上の第1号被保険者で要介護・要支援認定を受けている人は、原則として介護保険が優先されます。

ただし、例外として「厚生労働大臣が定める疾病等」に該当する場合は、医療保険が優先されます。

  1. 末期の悪性腫瘍
  2. 多発性硬化症
  3. 重症筋無力症
  4. スモン
  5. 筋萎縮性側索硬化症
  6. 脊髄小脳変性症
  7. ハンチントン病
  8. 進行性筋ジストロフィー症
  9. パーキンソン病関連疾患(進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、パーキンソン病(ホーエン・ヤールの重症度分類がステージ三以上であって生活機能障害度がⅡ度又はⅢ度のものに限る。))
  10. 多系統萎縮症(線条体黒質変性症、オリーブ橋小脳萎縮症及びシャイ・ドレーガー症候群)
  11. プリオン病
  12. 亜急性硬化性全脳炎
  13. ライソゾーム病
  14. 副腎白質ジストロフィー
  15. 脊髄性筋萎縮症
  16. 球脊髄性筋萎縮症
  17. 慢性炎症性脱髄性多発神経炎
  18. 後天性免疫不全症候群
  19. 頸髄損傷
  20. 人工呼吸器を使用している状態

介護保険と医療保険は同時に適用することはできず、どちらかが優先されます。

また、20歳未満の障がい児は、一律で医療保険が適用されます。

転職をご検討中の方へ

医療業界に詳しいキャリアパートナーが無料で転職サポートをさせていただきます!新着・非公開求人の紹介も可能です!