【看護師が語る転職失敗談】よくある落とし穴と後悔ポイントの事例5選

【看護師が語る転職失敗談】よくある落とし穴と後悔ポイントの事例5選 イメージ

看護師で転職活動を考えている方にとって転職後、思っていた就職先ではなかったと思う方も中にはいらっしゃるかもしれません。 

転職後の「失敗」は避けて通りたいところですが、思っていた職場ではなかったため再度転職をするという人もいます。 

今日は、何名かの体験談をもとに実際にあった転職後の失敗実例を聞いていきたいと思います。 

転職後に後悔しないためにも、ぜひ一読をおすすめいたします。

\看護師の転職相談はコチラ/

実際にあった看護師転職の失敗事例5選

Aさんは、勤務時間が整った病院に転職することを期待していました。

しかし、実際に働き始めると、募集内容とは大きく異なる勤務時間の実態に直面しました。 

「面接時には『週に1回の夜勤がある』と説明を受けていました。しかし、実際には週に3回の夜勤が求められ、体力的に厳しい状況に陥りました。さらに、急なシフト変更が頻繁にあり、プライベートの時間が全く取れなくなりました。」 

このように、勤務時間に関するトラブルは、看護師の生活に大きな影響を与えます。急なシフトによって体調管理も変わってきますので仕事に大きな影響を与えてしまいそうです。

Bさんは、前職よりも給与が上がることを期待して転職しましたが、実際には給与が大幅に下がってしまいました。 

「求人票には『高待遇』と書かれていたので期待していました。しかし、実際の給与明細を見て驚きました。基本給は前職よりも低く、手当もほとんどつかず、結果的に前よりも手取りが大幅に減ってしまいました。これでは生活が苦しく、家族にも負担をかけることになりました。」 

給与面のギャップは、転職後の生活に直接的な影響を及ぼします。 

給与の内訳に関しては必須で抑えていた方が良い内容となりますので、もし心配な方がいれば事業所に直接聞く、もしくはエージェントなどを活用して確認漏れが内容にした方が良いと思います。 

30秒でかんたん入力!
看護師の無料登録に進む

Cさんは、新しい職場で人間関係が良好であることを期待していましたが、実際にはハラスメントやいじめを受けてしまいました。 

「新しい職場に入ってからすぐに、先輩看護師からの冷たい態度や嫌がらせを受けるようになりました。最初は仕事のミスを指摘される程度でしたが、次第に無視されたり、過剰な業務を押し付けられたりしました。これに耐えきれず、精神的に追い詰められてしまいました。」 

職場の人間関係の問題は、精神的な健康に大きな影響を与えるため、非常に深刻です。 

ましてや、Cさんのいる職場が本当であれば事業所として問題です。すぐに転職を考えた方がよいでしょう。 

一方で、仕事がすぐに覚えられない、環境に慣れないなどいった理由での転職は一時的なものなのでもう少し頑張ってみたら環境も大きく変わると思います。 

焦らずに、自分の状況や職場の環境をじっくりと見極めることが大切です。 

④ 教育体制が整っていなかった

Dさんは、ブランクがあるため「教育体制が整っている職場」を条件に転職を検討していました。

面接時に「丁寧なOJTがある」「3ヶ月くらいかけて徐々に業務を覚えていってもらえれば大丈夫」と説明されたことから安心して入職しましたが、実際は引き継ぎもマニュアルもほとんどなく、現場でいきなり業務を任されてしまいました。

「最初の数日こそ軽く説明がありましたが、その後は『見て覚えて』というスタンスで、ミスをすると怒られるだけでした。久しぶりの現場復帰だったのに、まるで新人時代に戻ったような感覚で、とても不安でした。」

教育体制の不足は、スキルへの不安や自己肯定感の低下につながります。

また教育体制が整っていないと、業務が属人化していたり離職率が高くスタッフが定着しない職場である可能性もあるため、事前に教育内容などを確認しておくことが大切です。

⑤ 業務内容が想像と違った

Eさんは、病棟から訪問看護へのキャリアチェンジを希望して転職しました。

求人票には「丁寧な看護」「ゆったりした環境」といった文言が並んでおり、患者さんとじっくり関われると思っていました。

しかし実際の業務は、タイムスケジュールが分刻みで詰まっており、1日で6~7件の訪問をこなすハードな内容でした。

「1件あたりの訪問時間が限られていて、移動も含めると全然余裕がない。最初は『病棟より患者さんに丁寧な看護ができるかも』と思っていたけれど、むしろ忙しさや責任の重さが想像以上で驚きました。」

転職時にはイメージだけで業務を判断しがちですが、実際の業務量や一日の流れを事前に確認することで、ギャップを減らすことができます。

まとめ 転職の「理想」と「現実」のギャップをなくすために

看護師の転職では、「勤務時間」「人間関係」「教育体制」「業務内容」など、実際に働き始めてからでないと分からないことが多くあります。

求人票や面接での情報だけを頼りに転職を決めてしまうと、「思っていたのと違う」と後悔する可能性も。

今回紹介したような失敗事例は、誰にでも起こり得るものです。

しかし、事前にしっかりと情報収集をし、職場見学や現場の声を聞く機会を持つことで、こうしたギャップを極力減らすことができます。

実際に転職に失敗してしまった看護師の口コミや体験談は、自身が転職する際にも非常に参考になる情報です。

自分が同じ失敗を起こさないために、ここで紹介した事例以外にも色々と失敗例を見ておくことは、いざというときに職場選びで役立ちます。

転職は、あなたの働き方や人生に大きな影響を与える大切な選択です。

焦らず、慎重に、自分に合った職場を見つけるための準備をしっかり整えましょう。

医療キャリアナビでは、転職のサポートだけでなく、転職後も長く働き続けるために転職後の相談やサポートを実施しています。

求人票だけでは判断がつかない情報もお伝え可能ですので、気になる方はお気軽にご活用ください!

\無料登録して求人を紹介してもらう/
LINE logo

LINEでも看護師の転職サポート実施中

医療キャリアナビでは、LINEで無料登録ができ、LINEで求人のご紹介や転職相談が可能です!

\ シェア・拡散していただけると嬉しいです /

転職をご検討中の方へ

医療業界に詳しいキャリアパートナーが無料で転職サポートをさせていただきます!新着・非公開求人の紹介も可能です!