柔道整復師の夜間学校選び|昼間との比較や選ぶ際のポイントを解説
今の仕事を辞めずに、柔道整復師を夜間の学校で目指したいと考える社会人の方は一定数います。3年間の継続通学や学費への不安は尽きないものですが、実は働きながら国家資格を効率よく取得ることは十分に可能です。
給付金などの支援制度を賢く利用すれば、経済的な自己負担を最小限に抑えつつ、柔道整復師を目指すことができます。
本記事では、多忙な毎日でも挫折せずに完走するための学校選びのコツや、卒業後のリアルなキャリアパスを分かりやすく解説します。
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柔道整復師は夜間部でも昼間部と同等に目指せる

夜間に開講されるコースでも、昼間部と同様に柔道整復師の国家資格を目指せます。
3年間という修業期間や学習する内容に違いはなく、働きながら資格取得を目指したい社会人にとって、現在の仕事を続けながら学べる現実的な選択肢といえます。
夜間部でも取得できる資格は昼間部と同じ
柔道整復師の国家試験は、夜間部・昼間部を問わず全国で同一の問題が出題されます。そのため、どちらのコースを修了しても取得できる免許は同じであり、資格としての価値や業務範囲に違いはありません。
実際の合格実績を見ても、夜間部の教育レベルは昼間部と遜色ありません。たとえば東京呉竹医療専門学校の夜間部は、2026年3月の国家試験で合格率100%を達成しています。
社会人として働きながら学ぶ方でも、養成校のカリキュラムに沿って学習を進めれば、合格に必要な知識を着実に身につけられます。
3年間のカリキュラムも昼間部と同じ
柔道整復師の修業年限は法律で3年間以上と定められており、夜間部でも昼間部でも違いはありません。学習内容も同じ国家試験に対応しているため、学べる範囲に差はないと考えてよいでしょう。
夜間部では、限られた授業時間を効率よく使うための工夫が各校でなされています。動画教材やオンライン学習ツールを導入している学校もあり、通学時間やスキマ時間を使った復習が可能です。
また、仕事の都合で実技の授業を欠席した場合に備えて、土日に補講を実施している学校もあります。
柔道整復師の3年間カリキュラム
基礎分野・専門基礎分野・専門分野の3領域を3年かけて学ぶ
| 分野 | 1年次基礎を固める | 2年次専門知識の習得 | 3年次臨床と国試対策 |
|---|---|---|---|
| 基礎分野一般教養と医療の基礎 |
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― |
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| 専門基礎分野身体構造と医学知識 |
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| 専門分野柔道整復の理論と実技 |
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3年間で合計99単位を取得して卒業し、柔道整復師の国家試験受験資格が与えられる
※ 単位数や科目構成は学校により異なります
参考:学科詳細 | あん摩・はり・きゅう・柔道整復-東京医療福祉専門学校
在学中も働きながら通学できる
夜間部のメリットは、日中の仕事を続けながら学べる点にあります。学費は3年間で300万〜450万円が目安ですが、専門実践教育訓練給付金を活用すれば、最大で受講費用の80%(年間上限64万円)の支給を受けられます。
学校独自の支援制度を併用するとさらに自己負担を抑えられます。たとえば日本医学柔整鍼灸専門学校では、夜間部支援金として88万円の免除制度を設けており、各種制度を組み合わせると自己負担を100万円台に抑えることも可能です。
授業の開始時間も多くの学校で18時前後に設定されており、終業後でも通いやすい時間帯になっています。
夜間部は社会人比率が高く学びやすい環境がある
夜間部は20代から40代の社会人が多く在籍しており、同じように働きながら学ぶ仲間と切磋琢磨できる環境があります。仕事と学業の両立は決して楽ではありませんが、似た境遇の同級生がいることで、モチベーションを保ちやすい面があります。
社会人向けの学習サポートが整っている学校も多く、欠席時のフォロー体制や個別の学習相談などを受けられます。卒業後の就職支援についても、異業種からのキャリアチェンジを想定したサポートが用意されている学校が一般的です。
今のあなたの状況は?
柔道整復師の夜間部が向いている人の特徴

柔道整復師の夜間部は、現在の仕事を続けながら国家資格の取得を目指したい社会人に向いた選択肢です。
骨折や捻挫などの施術を行う専門職を目指すうえで、働きながら学べる環境は、生活基盤を維持しながらキャリアを広げたい方にとって現実的な選択肢といえます。
フルタイム勤務しながら学業を続けたい人
授業の開始時間が遅い夜間部は、フルタイムで働きながら通学したい方に向いています。たとえば18時から授業が始まる学校なら、退勤後に職場から移動して軽食をとる余裕も生まれます。
近年は、録画授業の配信や教材アプリを取り入れたハイブリッド形式の学習を導入する学校も増えています。通勤電車などのスキマ時間を活用できるため、忙しい社会人でも学習を続けやすい環境が整いつつあります。
急な残業で実技授業を欠席した場合に備えて、週末に補講を実施している学校もあるため、欠席による遅れを取り戻しやすい仕組みです。

引用:柔道整復学科 夜間部 | 日本医専 | 柔道整復師・鍼灸師を育成する専門学校
30代・40代からのキャリアチェンジを考えている人
夜間部は社会人経験者が多く在籍しており、30代・40代から医療分野に挑戦する方にも通いやすい環境があります。クラスメイトの多くが仕事と学業を両立しているため、年齢層の違いに戸惑うことなく学習に集中できます。
横浜医療専門学校の夜間部では、約27%の学生が30代以上となっています。

引用:夜間部・トリプルライセンスで広がる可能性 | 横浜医療の特徴 | 横浜医療専門学校
学費の負担を軽減する制度も整っています。専門実践教育訓練給付金を活用すると、受講費用の最大80%(年間上限64万円)の支給を受けられます。
さらに学校独自の減免制度と組み合わせることで、自己負担額を大きく抑えられるケースもあるため、経済面での不安を理由に学び直しを諦める必要はありません。
将来の独立・開業を見据えて資格取得したい人
柔道整復師は、独立開業が認められている数少ない医療系国家資格のひとつです。骨折や捻挫などの施術については、医師の同意のもとで健康保険を適用した施術が可能なため、将来的に自分の院を持ちたい方にとって有力な選択肢になります。
夜間部の中には、施術技術だけでなく、経営や集客、事業計画の立て方を学べるゼミを設けている学校もあります。卒業後すぐに独立を考えている方は、こうしたカリキュラムを持つ学校を選ぶことで、開業に必要な知識を在学中から計画的に身につけられます。
柔道整復師の求人を探す柔道整復師の夜間部を選ぶ際に知っておくべきデメリット

夜間部は働きながら学べる選択肢として有力ですが、卒業までの3年間には社会人ならではの課題もあります。仕事と学業を両立する生活は決して楽ではないため、入学前に現実的なハードルを把握しておくことが大切です。
仕事との両立で体力面の負担が大きい
フルタイムで働きながら夜間に学ぶ生活は、体力面の負担が大きくなります。朝から夕方まで8時間以上働いた後、夜の21時半過ぎまで授業を受ける日々が3年間続くためです。
仕事の繁忙期と試験が重なれば、睡眠時間を削って勉強時間を確保する必要も出てきます。日々の体調管理や生活リズムの整え方を意識しないと、3年間の通学を継続することは難しいでしょう。
昼間部より実技練習に充てられる時間が少ない
夜間部は1日の授業時間が限られているため、包帯法や固定法など実技の練習時間が昼間部より短くなる傾向があります。21時半に授業が終わった後は学校が閉まるため、施設を使った自主練習の時間を確保しにくい点もデメリットです。
実技は反復練習で身につく技術なので、不足分を補うためには週末の補講や選択制ゼミを積極的に活用する必要があります。
生活環境の変化で通学が難しくなるリスクがある
3年間の在学中に、職場の環境が変わって通学が続けられなくなるケースもあります。部署異動や残業の増加、勤務地の変更などにより、18時台の授業開始に間に合わなくなる可能性があるためです。
POINT
入学前に職場へ相談を
入学を決める前に、可能であれば職場の上司や人事に資格取得の意向を共有しておくと、勤務調整の相談がしやすくなります
3年間学習を継続するハードルがある
卒業まで3年間、仕事と勉強を両立し続けることは決して簡単ではありません。プライベートの時間が削られたり、300万〜450万円の学費負担が発生したりする中で、途中でモチベーションが揺らぐ場面もあるでしょう。
継続には目的意識が必要です。同じように働きながら学ぶ同級生との交流が、学習を続ける支えになるケースも多くあります。
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柔道整復師の夜間部で使える学費支援制度

柔道整復師の養成校に通う際の大きな課題が、3年間で300万〜450万円ほどかかる学費の負担です。社会人の場合、国や学校が用意している支援制度を組み合わせることで、自己負担額を抑えながら通うことが可能です。
手元の貯蓄だけで賄おうとする前に、利用できる制度を確認しておきましょう。
専門実践教育訓練給付金を活用する
厚生労働大臣が指定する講座を受講する社会人を対象とした制度で、受講費用の最大80%(年間上限64万円)が支給されます。内訳は、受講中に最大50%が支給され、修了後に資格を取得して1年以内に就職すると追加で20%が支給される仕組みです。
令和6年10月以降に受講を開始し、修了後に賃金が一定水準以上に上昇した場合は、さらに10%が追加で支給されます。3年制の養成校に通う場合、条件を満たせば数百万円規模の給付を受けられる可能性があります。
専門実践教育訓練給付金 対象者チェック
質問にYes/Noで答えながら、自分が対象になるかを確認できます
あなたは現在働いていますか?
2年以上同じ会社で働いている、または離職後1年以内に再就職して通算2年以上働いていますか?
専門実践教育訓練給付金制度の利用は今回が初めてですか?
前回の利用から3年以上経過していますか?
3年以上同じ会社で働いている、または離職後1年以内に再就職して通算3年以上働いていますか?
対象者の可能性があります。最寄りのハローワークで詳細をご確認ください
専門実践教育訓練給付金の対象者ではありません
※ 上記は概要です。離職者の場合は離職から受講開始日までの期間など、細かい条件があります。最終的な判断はハローワークで「訓練前キャリアコンサルティング」を受けて確定します
給付金を受け取るためには、受講開始の1ヶ月前までにハローワークで申請手続きを行う必要があります。
手続きの第一歩として「訓練前キャリアコンサルティング」と呼ばれる、キャリアコンサルタントによる面談を受ける必要があります。
この面談では、受講予定の講座が自分のキャリア設計に合っているかを確認し、ジョブ・カードと呼ばれる職務経歴シートを作成します。
学校独自の奨学金・給付金を併用する
国の制度に加えて、学校が独自に設けている減免制度を併用すれば、自己負担額をさらに抑えられます。
たとえば日本医学柔整鍼灸専門学校では、夜間部への入学者全員を対象に学費から88万円を免除する支援制度を設けています。
国の専門実践教育訓練給付金と学校独自の制度を組み合わせることで、3年間の自己負担を半分以下に抑えられるケースもあります。学費の負担が気になる方は、志望校に独自の支援制度があるかを事前に確認しておきましょう。
| 支援制度 | 最大支給額 | 条件 |
|---|---|---|
| 専門実践教育訓練給付金 | 最大168万円 | 雇用保険加入3年以上(初回2年以上) |
| 学校独自の支援金(例) | 最大88万円 | 夜間部入学者全員対象(学校による) |
| 多子世帯支援(2025年度〜) | 入学金・授業料の一部 | 子ども3人以上の世帯(所得制限なし) |
| 学生割引 | 通学定期・ソフト割引など | 学生証を所持していること |
社会人向けの学割・費用軽減サービスを利用する
夜間部に通う場合でも、学校が発行する学生証を活用して日々の生活コストを抑えられる場合があります。通学定期券、ソフトウェアの学生版ライセンス、書籍購入などで学生向けの割引制度を利用できることがあります。
ただし、サービスによっては夜間部や社会人学生は対象外となるケースもあるため、利用したい割引制度の対象条件は事前に確認しておきましょう。
在学中の3年間、こうした細かな費用を積み重ねて軽減することで、日々の負担を抑えることができます。
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柔道整復師の夜間部がある学校を選ぶ際のポイント

夜間部の学校を選ぶ際は、仕事と学習を両立できる仕組みが整っているかを重視しましょう。
授業時間が限られる夜間部では、効率よく学べる環境とサポート体制が学習の継続に直結します。通いやすさだけでなく、社会人が学び直しを続けるための教育体制を比較することが大切です。
国家試験の合格実績を確認する
学校選びでまず確認したいのが、過去の国家試験の合格率です。授業時間が限られる夜間部では効率的な指導力が求められますが、教育体制が整っている学校であれば昼間部と遜色のない結果を出しています。
たとえば東京呉竹医療専門学校の夜間部は、2026年3月の試験で合格率100%を達成しています。学校選びの際は、夜間部の合格率を昼間部や全国平均と比較しながら、長期的な実績の安定性も見ておくと判断しやすくなります。
授業の開始時間を確認する
フルタイムで働く社会人にとって、授業の開始時間は通学を続けられるかを左右する要素です。多くの専門学校は18時前後から授業が始まるため、職場の所在地や退勤時間によっては間に合わないケースもあります。
たとえば日本医学柔整鍼灸専門学校では、都内の中でも遅い18時20分始業を設定しています。仕事の終了から授業までに余裕がある時間設定の学校を選べば、移動や休憩のための時間を確保しやすくなります。
志望校の授業開始時間と自分の退勤時間を照らし合わせて、無理なく通えるかを事前に確認しておきましょう。

引用:柔道整復学科 夜間部 | 日本医専 | 柔道整復師・鍼灸師を育成する専門学校
オンライン授業・アーカイブ配信の有無を確認する
オンデマンド配信や授業の録画視聴機能があると、仕事の都合で登校できない日も学習の継続がしやすくなります。仕事が長引いた日でも、後日録画で授業内容を確認できれば、欠席による遅れを補いやすくなります。
近年は、AIを活用した学習サポートシステムを導入している学校もあります。過去の試験問題のデータをもとに、個人の弱点に合わせた問題を提案してくれる仕組みなどがその例です。
こうしたデジタル教材を活用できる学校なら、通勤時間などのスキマ時間も学習に充てやすくなります。
専門分野のゼミ・選択授業を確認する
国家試験対策だけでなく、卒業後のキャリアを広げる選択授業やゼミを設けている学校もあります。柔道整復師の技術は、接骨院だけでなく、スポーツトレーナーや美容関連の分野でも活かされています。
学校によっては、通常の授業以外に無料で参加できる専門ゼミを開講しているところもあり、外傷処置の応用、美容整体、スポーツ現場での実習などのテーマが用意されています。
POINT
将来の方向性に合った学校選びを
卒業後にどのような分野で活躍したいかが決まっている方は、自分の方向性に合った学びができるかを志望校選びの判断材料にしましょう
就職支援と独立開業サポートの実績を確認する
卒業後の進路を支える就職支援や独立開業のサポートも、学校を比較するうえでの重要なポイントです。たとえば東京呉竹医療専門学校では、学生1人あたり22.9倍の求人を確保しているとされており、求人数の多さは選択肢の広さに直結します。
- 掲載求人数:3,737件(整・接骨院が55%)
- 正社員の平均月給:約28.4万円
- 未経験可の求人:79%
- 独立・開業支援ありの求人:16%
医療キャリアナビ掲載求人データ
将来的に独立開業を考えている方は、経営や集客、事業計画の立て方を学べるゼミやサポート体制があるかも確認しておきましょう。在学中から経営の基礎知識を身につけておくことで、卒業後の進路をスムーズに進められます。
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合格率夜間部単独の実績を開示しているか確認する
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授業時間18時以降の開始で仕事終わりに通えるか
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オンラインオンデマンド配信やAI学習システムの有無
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ゼミスポーツ・美容・開業など専門分野の無料ゼミ
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就職支援求人倍率や卒業後の独立サポート実績
卒業後のキャリアと年収

柔道整復師は国家資格としての社会的信頼度が高く、年齢を重ねてからも長く続けやすい職業のひとつです。社会人経験を積んだ後で資格を取得する方も多く、患者さんとのコミュニケーション能力など、これまでの仕事で培ったスキルを活かせる場面もあります。
整骨院勤務|平均年収は300万〜400万円台が中心
接骨院や整骨院は、資格取得者の代表的な勤務先です。年収の相場は300万〜400万円前後が中心ですが、副院長や院長などの役職に就くことで収入が上がるケースもあります。
専門学校によっては、学生1人あたりの求人倍率が20倍を超える実績を公表しているところもあります。地域や時期によって異なるものの、求人数の多さは就職先選びの選択肢の広さにつながります。
スポーツ・美容分野|収入水準や働き方が異なる
スポーツや美容関連の現場では、固定給に加えて施術件数や指名数に応じたインセンティブ制度を採用している職場もあります。
実力や実績次第では年収500万円以上を目指せるケースもありますが、安定した固定給を重視する方より、成果に応じた評価を望む方に向いている働き方です。
主な勤務先は以下のような領域があります。
- プロスポーツチーム:試合帯同や選手のコンディショニング管理
- 美容サロン:骨盤調整や小顔矯正などの美容に特化した施術
- インセンティブ:固定給以外に実績に応じて追加で得られる報酬
在学中から専門ゼミなどで関連技術を磨いておくと、卒業後の就職活動で選択肢を広げやすくなります。
独立開業|経営次第で収入は大きく変動する
柔道整復師は、医師の同意のもとで健康保険を適用した施術を行える数少ない医療系国家資格のひとつであり、独立開業の権利も認められています。自ら接骨院を開業した場合、年収800万円〜1,000万円を超える収入を得るケースもあります。
ただし、開業して安定した収入を得るには、施術技術だけでなく資金調達・集客・経営管理などの知識も必要です。
学校によっては独立開業を見据えた経営の講座を設けているところもあるため、将来的に開業を考えている方は、こうしたカリキュラムの有無を学校選びの基準に加えるとよいでしょう。
まとめ
夜間部で柔道整復師を目指す選択肢は、現在の仕事を続けながら国家資格の取得を目指したい社会人にとって現実的な進路のひとつです。専門実践教育訓練給付金や学校独自の支援制度を活用すれば、学費の負担を抑えながら通学できる環境が整っています。
3年間の通学を続けるには相応の体力と継続力が必要ですが、同じように働きながら学ぶ社会人が多い夜間部には、両立を支える環境があります。
卒業後は接骨院や整骨院での勤務に加え、スポーツ・美容分野への進出、将来的な独立開業など、複数のキャリアパスを描けます。
まずは気になる学校の資料を取り寄せて、夜間部のカリキュラムやサポート体制を比較することから始めましょう。
給付金の手続きには事前のキャリアコンサルティングなど時間を要する工程もあるため、入学を本格的に検討し始めた段階でハローワークに相談しておくと、スムーズに準備を進められます。
よくある質問
柔道整復師の夜間部は何年で卒業できますか?
夜間部も昼間部と同じく、最短3年間で卒業できます。法律で定められた修業年限は夜間・昼間で違いがなく、カリキュラムの内容も同一です。3年間の学びを経て、同じ国家試験を受験し、同じ資格を取得できます。
夜間部の学費はどのくらいかかりますか?
3年間の総額で300万円から450万円程度が一般的です。ただし、専門実践教育訓練給付金や学校独自の減免制度を併用することで、実質的な自己負担を抑えられるケースもあります。
働きながら夜間部に通って国家試験に合格できますか?
合格は十分に可能です。夜間部の授業は限られた時間で効率よく学べるよう設計されており、AI学習システムやオンデマンド配信を活用している学校もあります。東京呉竹医療専門学校では2026年3月の試験で合格率100%を達成しており、夜間部でも高い合格実績が出ています。
柔道整復師の夜間部に年齢制限はありますか?
年齢制限はありません。夜間部は20代から40代を中心とした社会人の学生が多く、30代・40代からのキャリアチェンジを目指す方も数多く在籍しています。社会人経験者はコミュニケーション能力を活かせるため、むしろ強みになる場面が多いです。
専門実践教育訓練給付金の手続きはいつ始めればよいですか?
入学の1か月前までにハローワークでの手続きを完了させる必要があります。まずハローワークで受給資格を確認し、訓練前キャリアコンサルティングを受けてジョブ・カードを作成します。手続きに時間がかかる場合があるため、学校の資料請求と並行して早めに準備を始めましょう。





